北淡震災記念公園 その1
(淡路市 2009/8) |
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阪神・淡路大震災発生時に出現した断層(野島断層)の一部保存を中心に震災の被害や地震の発生構造について展示説明がされている。
各種パネル展示の他、天然記念物指定されている野島断層、実際震災で被害を受けた家、地震の構造、地震体験…とあるべき展示が網羅されているのだが、正直何か足りない気がする。何が足りないのか明確には分からないのだが、やはり何か足りない。毎週火曜日に実施されている「震災の語り部」など、実際に震災を目の当たりにした人の話を間近に聞いたりすれば違うのかもしれない。しかしそれでは来園した人全てに伝わるわけではない。
色々考えたのだが、被害者の死因として一番多かった圧死、そして燃える神戸の映像が衝撃的だった火災、このあたりの恐怖が自分には伝わってこなかった。これらについての体感的というかインパクトのある展示があればもっと良かったのではないかと思う。まぁ注文つけてみたものの、時間の関係で全ての展示を充分見たわけではないのでもしかしたら網羅されているのかもしれないが。
災害によって大被害をうけた際、復興を急ぐあまり災害の爪痕を充分残すことができないまま取り返しがつかなくなるということもありそうなのだが、断層や被害を受けた家屋の保存など、その時しか残すことのできないものがしっかり残されているのが非常に印象的だった。少し前の日本はみすみすこうした痕跡を自ら手放してしまっていたのだが、最近は少しづつ見直されてきた感がする。
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住 所 |
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淡路市小倉177 |
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(0799)82-3020 |
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入場料 |
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大人700円 中・高校生300円 小学生250円 |
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駐車場 |
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無料 |
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開館時間 |
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9:00〜17:00 |
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休業日 |
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12月22日〜12月29日 |
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H P |
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雨男と人に言われて嫌な顔する人は多い中、まんざらでもない顔をする筆皇。
「アマテラス テをフに変えると アマフラス」、有名な句を口ずさみながらご機嫌に運転。 |
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野島断層保存館。
阪神・淡路大震災で隆起した野島断層が140mに渡り保存されている。当然ながら建物の規模も結構大きい。
右手には地元の土産などが買える物産館がある。 |
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保存館エントランスホールの崩壊した国道43号の復元模型。
被害の規模が大きいのでなかなか臨場感のある復元は難しいと思うのだが、もう少し当時の様子を再現したコーナーがあってもいいかなと思う。 |
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最初は全国の断層が記された地図や震災当時のパネルなどが展示されている。 |
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天然記念物の野島断層保存コーナーでは本物の断層が約140mに渡って保存されている。
係員が数分毎に細かい解説をしてくれる。 |
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保存されている断層の説明板。
保存されている140mのうち、隆起の仕方や破壊された建造物などその姿の違いを説明している。見学にあたって先に見ておいた方がよい説明板。 |
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道路部分。
他の部分が断層だけに近い状態なので、こうした建設物があると被害の様子も分かりやすい。 |
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断層に沿って通路があり、所々に説明板が置かれている。奥には地震でずれた生垣が展示されている。 |
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主断層と副断層の二つに分かれた断層。地表では二つになっているが、地下では一つに繋がっているとのこと。 |
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公園化される前の現地。二つに分かれた断層が見える。奥の家は現在メモリアルハウスとして公開されている。 |
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上下、横にずれた地表部分。 |
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上の写真の拡大。
上下53cm、横130cmと大きくずれている。 |
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地震によって生じた断層によりずれた生垣。これだけ見てもどうずれているか良く分からない。 |
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