碧南海浜水族館/海の科学館 その1
(碧南市  2008/11)

1982年に開館した碧南市の水族館で、愛知県の4水族館(名古屋港・南知多ビーチランド、竹島)の一つ。
飼育されている魚は日本近海から地元の川に住む魚までおよそ300種で、地方の水族館にありがちなラインナップ。ターゲットは小学校中学年くらいまでで、昨今の派手な水族館慣れしている子供では少々物足りないと感じるかもしれない。また、最近の水族館としては珍しくイルカやアシカのショーなどが行われておらず(というか飼育されていない)、唯一のショーは一日一回の大水槽への餌やり。これもスタッフが潜水してやるのではなく水面から餌をバラまく形で、何が何だか分からないまま終わってしまう。他に休日を中心としたバックヤードツアーあり。とりあえずカップル向きではない。


住 所 碧南市浜町2-3
(0566)48-3761
入場料 水族館 大人520円 小人(4〜14歳)210円
科学館 無料
駐車場 無料
開館時間 9:00〜17:00(夏休み期間中は〜18:00)
休業日 月曜日(除祝日)
H P

一階は水族館、二階は無料の科学館となっている。
すぐ南に臨海公園、北に5kmほどの所に安価に遊べる明石公園などがあるので、そのあたりとセットにして訪れるのが無難。

入口のオブジェ。
何か腐敗というか、傷んでるというか、そういった痛々しさを感じさせるオブジェだった。
個人的には嫌いではないけど。

水族館という雰囲気があまり感じられない一階ロビー。

水族館入口。
遠足や社会見学向けといった感じ。

入って最初に目にする水槽。
「サービス水槽」ということで無難な熱帯魚が展示されている。

サービス水槽のすぐ隣にあるクラゲコーナー。こちらは海でよく見かけるミズクラゲ。
浜に打ち上げられてるのを見かけると刺された時の仕返しとばかり、死体損壊にいそしんだものだが、説明板を見るとほとんど刺さないとのこと。申し訳ないことをした。


水族館で魚の写真を撮ってもなかなか綺麗に撮れないが、クラゲはなんとなく綺麗に撮れる。

こちらはサカサクラゲ。
体内に共生している藻で光合成も行ってるらしい。エコだ。

水族館メインコーナー。
とても暇そうに見えるのだが係員の女性が二人いる。私語もせずに二人ともじっとしているのは好感が持てるが、単に仲が悪いだけなのかもしれない。

円柱水槽。
クマノミ等どこでも見かけるような魚が展示されている。

レクチャーコーナー。
マットが敷かれた空間にぬいぐるみとか絵本とかが置いてある。
魚にまだ興味のない第二子以降の幼児を休ませるにはちょうどいいスペース。

円柱水槽の一つで、岩によく似た魚の展示。

この水族館の大水槽。
大型の魚が円周状に回遊している。


水槽が床近くまでないので、小さな子供が見えづらそうにしていた。どちらかというと小さい子供向けの水族館なので、そのあたり気を使ってもらいたかった。

ちょうど一日に一回の餌やりショータイム。係員の女性が軽く水槽や魚の種類について説明した後、水面に魚の切り身がばらまかれる。

海底近くにいるエイには管を使って餌を与える。

まぁたいてい他の魚に食われちゃうけどね。

それでもエイはエイなりに大奮闘。サバイバルな感じは見ていて楽しかった。

背骨のない動物の展示。
イソギンチャクやらタコやらの展示だが、もう少し水槽に工夫があってもよかったのでは。熱帯魚屋の水槽みたいだった。

ミドリガメ。
自分も何度か飼ったが、たいてい数カ月で全滅してしまった。カメって死ぬと首がダランとなって気持ち悪いんだよね。臭いし。

それでも本来は長生き。ちゃんと飼うとこんなに大きくなる。大きくなったミドリガメってあまり見る機会がないので少し感動してしまった。

伊勢エビ・セミエビ。
数年前よく見かけた「伊勢海老キャッチャー」を思い出した。


ついでにネットで調べてみると、「残酷だ」とか「金魚すくいと一緒だろ」とか熱い議論が繰り広げられていた。
まぁ実際に置かれていた7,8年前の議論ばかりだったけど。

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