高倉堡塁跡 その5

広場前倉庫裏手の砲台座跡。草木が茂っておらず、写真に撮りやすそうだが、何やらブルーシートが。整備中なのだろうか。

ぐるっとまわりこんでみる。
他の砲台座跡にも見られる窪みはここでも見られる。

付属倉庫前。ゴミ袋で作られたトラップらしき仕組と、雨風をしのぐためとしか思えないブルーシート。
ホームレスが、こんな食料調達の大変そうな所で居住するとも思えないのだが…。

ブルーシート内部まで潜入。とりあえず、石を片手に、落とし穴に注意しながら声をかける。返事なし。
飲料水用のペットボトルが見える。

入口。寝袋や鍋など、生活に必要なものが用意されている。人の気配はなし、食料調達中だろうか。

砲台座跡の階段。

一周まわってきたとろで、現地の人がいたので声をかける。そこで教えてもらった遺構。広場前倉庫群の右手藪の中の便所跡と思われる。


動 画

同じような造りでいくつも並んでいる。煉瓦は藪のずっと奥まで続いているが、深すぎて踏み込めない。

明治時代とは思えない煉瓦。角もすりへっていない。2,3年前のものと言っても誰も疑わないだろう。

便所跡(?)の背後にある石垣。倉庫群に目がいってしまうが、山全体が要塞化されていたことを実感。

山バトらしき羽根が散らばっている。山犬でも出てきたら困る。

教えてもらった遺構。広場前倉庫群の屋根部分に残る溝。排水用だろうか。

陸軍の石柱が残っているということで、急な斜面を下る。スーツ+コート+革靴というゴージャスな服装だったため、非常に苦労した。

「陸軍」とだけ刻まれた石柱。境界を示すものなのだろうとのこと。

本当に他には何も刻まれていない。

上部から撮影。裏側に何か刻まれているかと思ったが、何も刻まれていなかった。

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