御在所岳リハビリプチ登山 その1
(三重郡菰野町 2005/1)

昨年(2004年)9月の鎌ヶ岳プチ滑落で尻を怪我して以来4ヶ月ぶりのプチ登山。怪我もすっかりよくなったが、何分久しぶりということで、景色が気に入っている中道ではなく裏道ルートを選択した。調子がよければ帰りに中道を使おうと思っていたが忘れていた、自分は単独行をすると天候は概ね良好なのだが雪が多くなるということを…。

午前5時起床、外を見るとまだ暗いが天気予報通り晴れているようだ。自分のプチ晴男ぶりに自己満足しつつ、6時に自宅を出発した。


写真は国道477号から見た御在所。筆皇とプチ登山すると、この辺りから既に雲行きが怪しくなるところだが、そこはプチ晴男の単独行、まだまだ天気は良好だ。

鈴鹿スカイライン冬季閉鎖ゲートまでの道のり。4輪駆動車とは言え、雪に弱いマッテレ&ノーチェーン、草津での壁クラッシュがフラッシュバックするので低速運転。


途中軽トラにあおられる。

それもそのはずの速度。

冬季閉鎖ゲート前は少しきつい登り+カーブなので、その手前に車を停めて出発。
今回のテーマは「疲れないプチ登山」。

スカイラインから撮影した四日市市街方面。朝からすごい煙、こりゃ四日市ぜんそくも発生するというものだ。

気温はぐんぐん上昇、付近の山々からはもやがたつ。
なんせ今日の山頂の最低気温は-4度、昼には2,3度まで上がるようだ。
汗をかかないようにいつもより薄着+薄手袋装着。自分の選択に鼻高々。

8:30 裏道登山口
昨日かなり雪が降ったようだった。付近に登山者の姿は無し。

雪は結構積もっているが、足跡もしっかり残っているし、新雪なので滑りにくい。
歩き始めに現れる「魔の20分」が出ないように、超スローペース&無休憩で歩く。

8:45 日向小屋
いつもならここまでに1回は休憩するところだが、今回は無休憩。ここまで意外に疲労がないことに満足。
だが、60過ぎのおじさん、おばさんでもこの小屋までに休憩する人がいないことを知ってる人は残念ながら多い。

9:00 中道分岐点
「魔の20分」がやってこないように、スローペースで歩いたのが良かったのか、全くといっていいほどバテがない。
これは楽々行けるんじゃないかと甘い考えが頭にちらつきだしたのはこの頃から。

9:15 藤内小屋
休憩するほど疲れているわけではないのだが、せっかくなので初休憩。いける。


途中自分を抜いた人がここでアイゼン装着。迷ったが、アイゼンをつけずに出発した。

藤内小屋を越えると積雪はかなり深くなった。ただ新雪なのでアイゼンをつけるまでもない。絶好調。

去年、意識が朦朧としながら眺めた「兎の耳」。今回は何カットも撮るくらいの余裕があった。

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