長崎平和公園 その1
(長崎市 2012/1)

年に一度の遠征旅。どうしても「戦跡が多く残ってる地域」=「要塞地帯」ということで、本年は佐世保を中心として、長崎、島原、雲仙をまわった。
ということで、初日は夜行バスで到着した長崎を見学。

出島や中華街などもまわりたかったが、午後に雲仙、島原にも行きたかったので平和公園、原爆資料館、爆心地くらいしか見られなかった。

19歳の時に18切符を使って訪れて以来、約20年ぶりの長崎駅。
久しぶりということもあるが、駅前に大きな駅ビルができていたりしてかなり雰囲気が違って見えた。

この日は長崎ランタンフェスティバルの開催日ということもあり、駅のコンコースにはトラのジャンボランタンが置かれていた。

駅から見える狭い範囲でも分かる長崎のとてつもない坂っぷりに、「長崎の自転車少年少女の太ももは丸太ん棒」という結論に至る。

当然その流れから、中野浩一の出身地も長崎以外考えられなかったのだが、帰宅後Wikiで調べたら、福岡県久留米市出身だった。
まぁ同じ九州だからよしとする。

駅前のレンタカー屋開店まで時間があるので、市電に乗って爆心地方面に向かう。

遠征先として選択する都市はなぜか市電があるところが多いので、なんやかんやいって年に1回は乗ってる。

小学校の修学旅行で訪れて以来の長崎平和公園。
この「のどが乾いて…」の石板を初めて見た時のインパクトは30年近く経った現在でもしっかり記憶している。

奥に見えるのが、お馴染み平和記念像。


早朝の平和公園をブラブラ歩く。
「願いのゾーン」と呼ばれるこの区画にはいくつも像が並べられている。しかし修学旅行の時に見た記憶はケシ粒ほども残っていない。

ここらの像はやたらと抽象的。

下の転んだヌリカベ3兄弟みたいなのは戦争や死を、上のリンゴ飴みたいなのが、それに対する生命の勝利を示しているらしい。

この像を見て、どれだけの人がそれをイメージできるのか…。

よく分からない集団球状人間像。
正式名称は「地球星座」といい、「七つの大陸を表す七人の人間で世界の平和と連帯」を表してるらしい。

世界の平和と連携…、どちらかというと「入浴中に竜巻で飛ばされた仲良し家族」…。

平和公園とは言え、意味を聞かないと分からない像を置く必要があるのかすごく疑問だ。

どうでもいいがすごくこのボールに似ている。
ちなみに「オーボール」というらしい。

こちらの像は親日国トルコから寄贈された「無限」。
「男性と女性が手と手をつないでいる姿は、全人類の平和と協調を表し ている」とのこと。

まぁ、意味合いからすると手をつないでるより、まぐわってた方がしっくりくるのだが、さすがにそれはまずいわね。

こちらキューバからいただいた「太陽と鶴」。
円は太陽を原爆犠牲者の顔は戦争の悲惨さを、折鶴は平和の尊さを表現しているらしい。

デスマスクみたいなのは、原爆犠牲者を示しているらしいが、残念ながらメイド イン キューバなので、みんな日本人顔していない。

人間プロペラにしか見えないが「長崎の鐘」というらしい。

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