津島神社で厄払い その1
(2012/1)

若い若いと思っていても今年で数え42歳になる筆皇と自分。
一時は朱印集めに燃えていたが、そもそもあまり信仰心もない二人なので厄除け祈祷など縁がないものと思っていた。しかし、昨年部署異動でHPの更新ができなくなるほど忙しくなった。仕事人間ではない自分にとってこれは前厄として十分すぎるほどの不幸、今年は何とか楽させてもらわなければと、筆皇を誘って厄除けに出かけた。

松が明けたばかりでまだまだ参拝客の数も多い津島神社。
写真は重文指定されている楼門。

屋根には織田木瓜。
信長の祖父、信定は津島を経済基盤として主家を凌ぐ勢力を築いたとされる。


津島市街地の観光案内図。
かつては西尾張の盟主的な存在であり、周辺の海部郡を従えて「津島とゆかいな仲間たち」状態を築いていたが、現在はかなり寂れている。
観光地も周辺の旧海部郡などよりは豊富だが、パンチがないというか中途半端ものが多い。


祭神は問題児であり、英雄でもあるスサノオ。
黄泉の国にいる母親イザナミに会いたいとダダをこねて父親イザナギに勘当され、さらに姉の天照大神と悶着をおこすなど一筋縄ではいかない問題児であるが、後にヤマタのオロチを倒した英雄でもある。しかしさらにその後、娘婿である大国主に無理難題をふっかける頑固親父な一面も持っており、掴みどころがない神様だ。

津島神社境内の案内図。
境内にはほんのわずかに戦争遺跡も残っているのだが、今回はパス。

本殿や楼門など重文指定されているが、何となく豊臣家や松平(徳川家)に対して冷たい感じがするのは気のせいだろうか。

とりあえず厄除けの手続きをする。予約しなくて祈祷が受けられるのは大変助かる。

思ったよりも厄除け祈願する人が多かった。さすが第二次ベビーブーム。

厄除けの受付を済ませた直後、なぜか悪戯っぽい微笑みを浮かべながらおみくじをひく筆皇。

結果は大吉。
30過ぎまで大吉を引いたことがなかった筆皇であるが、ここ数年は引くたびに大吉。

筆皇曰く、「大吉パレード」。

待合室でお茶を飲んでしばらくすると本番の厄除け。

当然撮影できなかったが、とりあえず納める金額によって目にみえる格差が発生するのは分かった。

厄除けを済ませた直後、なぜか悪戯っぽい微笑みを浮かべながらおみくじをひく筆皇。

厄除けの祈祷前と祈祷後におけるおみくじの変化を試したかったらしい。

結果は末吉。
ネタ的には大凶あたり出てほしいところだったのだが、正月明けじゃさすがに無理だった。

6,000円の祈祷でこんなことする罰当たり、そんな筆皇の明日はどっちだ。

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