白鷺苑(ミニ姫路城)その2

共に本家の姫路城には現存しない新門と折廻除米蔵。

縄張図を見るよりも姫路城特有の門や縄張の妙というものが理解しやすい。このミニ城を見て改めて姫路城ってすごいもんだなと思う。

折廻除米蔵の北側、こちらも現存しない建造物。馬の置物があるので厩だったようだ。

西の丸部分。
こちらも中央の建造物は現存しない。資料も存在しなかった為、想像で模型を作成する予定だったが、作成前にに古文書が発見されるというラッキーもあったとか。

怪談で有名なお菊井戸も当然再現されている。
できればお菊さんも再現してあると男心鷲づかみなのだが。

菱の門近くにある三国堀。
本物には三国堀北側部分の石垣に改修された跡が残っているのだが、疑惑の石垣なのでやっぱり再現されていないようだ。

天守の東側、との門シリーズ。
天守のある姫山からの高低に沿って道は折れ曲がっており、塀には無数の鉄砲狭間も設けられている。素人が見てもここからの攻城は大変そうだ。

との二門付近。
この辺りは敵兵をあっちこっちに振り回した上、背後からも攻撃が行える縄張になっている。同じ大型の城でも名古屋城や大阪城では見られないもの。

今回あくまでもミニ姫路城の紹介なのだが、ついつい本物の姫路城の縄張や建造物の紹介になってしまう。それだけ精密かつダイナミックなのだ。

やはり野ざらしなので、風雨で痛みも出てくるようだ。今でも城主の井村さんは毎日のメンテナンスを欠かさず続けている。

せっかく城Tシャツ着てきたので一緒に撮影。
今見てもあまり意味なかったな。

「腕の中に城を入れて撮ってくれ」。
珍しく筆皇からリクエストがあったので、そのように撮影。カメラを構えながら、足まで輪にする必要があるのか疑問に思ったが、面倒なのでそのままシャッターを押した。

筆皇に見せると、自分でも足のポーズに疑問に思ったらしく、少し首をかしげていたが、写真自体はそこそこ満足だったようで、ヘビーローテーションの鼻歌を歌いながら車に向かって歩いて行った。

前頁三重県観光トップ
観光トップ
ページトップ