岐阜市歴史博物館 その1
(岐阜市  2010/6)

岐阜公園にある岐阜市の歴史博物館。
岐阜城の麓にあるだけあって、信長をはじめとする戦国期について特に詳しいが、それ以外の時代でも体験型など工夫をこらした分かりやすい展示が行われている。原則撮影禁止だが、文献などに基づいて再現されたジオラマコーナーのみ写真撮影が可能ということで、このコーナーのみではあるがレポート。
どうでもいいが係員というか説明してくれる人のレベル差が大きく、とある夫婦に説明をしていた人はオールマイティ&詳細、自分に声をかけてきたおじさんは質問しただけでお茶を濁して退却とひどいもんだった。

住 所 岐阜県岐阜市大宮町2-18-1 (岐阜公園内)
入場料 大人300円 小人150円
駐車場 岐阜公園の有料駐車場利用
(乗用車300円 1時間以内無料)
開館時間 9:00〜16:30
休業日 月曜(祝日の場合は翌日)・祝日の翌日・年末年始
H P



館内は原則撮影禁止なのだが、この「楽市立体絵巻」コーナーだけは撮影可能。
記念撮影用の一角だけ撮影可能な場所はよく見られるが、このようにコーナー全体が撮影可能なのは結構珍しい…か?

隣は撮影可能では無さそうだが、まぁついでということで。PCや本の置かれた書籍コーナーらしい。

こちらが再現された楽市。
さすがに場所の制約があるので、奥行きはほとんど無く、映像にでカバーしている。まぁ残念ながらほとんど意味はないが。

最初は当時っぽい建物を再現しているだけかと思ったが、説明パネルによるとかなり時代考証に基づいて作られているらしい。

通路で遊んでる娘の横に犬がいるのだが、この犬も沓掛城などで出土した犬の骨を検証して再現されたものらしい。
後からこのパネルを見たので、こんな所までと少々驚いた。さすが市営博物館。

通路、建物の幅もある程度検証されているが、さすがに通路の幅については場所的な制約で史実通りとなっていないようだ。

ただの飾りだと思っていた建物も実は昔ながらの工法で丁寧に作られている。

更に置かれている人形の服装や髪型、ひいてはしぐさまでも時代考証に基づいている。いや、なかなかすごい。

コーナー奥の映像部分。
これがチャちい。

センサーがついており、人が近くに来ると喋り始める。
ちなみにこの方言やしゃべり方も時代考証に基づいているらしい。

水木しげるかと思ったら、岐阜にやってきた商人…らしい。

町の子供に楽市の説明をするフリをして入場客に言って聞かせる役割りを持つ男。

武家屋敷。
戦のない平時らしく、同僚と双六に興じている。

おじさん達が興じているのは当時の双六。どっちかといえばバックギャモンに近いものらしいが、やったことないので推測。

ちなみにこの双六は一階の売店で販売している。

フロイスが泊まった宿。
強面のおじさんが呼んでるの近づいてみると。

おとなしく金を出せとのこと。

3,000円しか入ってない財布じゃ駄目とのこと。

何も聞いてないし、何も見てないとのこと。

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