つちのこ館 その2

東白川村がツチノコを目玉としてやっていこうとした当初の企画書。
捕獲されていないにも関わらず、地道な活動が実を結んで、現在では「つちのこ=東白川村」と言う構図が出来上がりつつ…ある…?

どうでもいいが、社会人になって「わら半紙」を見かけることがとんと無くなった。

ツチノコに似ているということで展示されてる民芸品?
ツチノコどうこうよりも、表面のブツブツ見てると気持ち悪くなってくる。

ツチノコ捕獲するための棒。
「槌の子探そう会」では捕獲しやすさ、危険防止の為に二人以上での探索、捕獲を推奨している。

昔、学校に勤めている時、女子学生/生徒と原則個室にこもらないよう通達があったのを思い出した。

物置かと思ったら、ここがメイン展示の「つちのこ体験室」らしい。
ここまでの展示で培われたあきらめと、ほんのわずかな期待を胸にドアを開ける。

薄暗く、暑苦しい空間、最初に耳に入ってくるのはコンプレッサーの動作音。
暗さに目が慣れてくると狭っくるしい空間に木や草のデコレーションが見えてくる。

一言で言えば安っぽいお化け屋敷、もしくは木々が侵入してきた古い廃墟。

あまり透明度の高くないプラスチックケースの中に何らか動く物体を発見。そう、ツチノコだ。岩から顔を出したり、引っ込めたりしている。

別のケースではネズミをくわえたツチノコがピコピコ動く。
もちろんコンプレッサーのエアー音とリンクした動き。

背後のケースで何やらすごい音がする。振り返ると、明らかにツチノコとは違った大きな動きをする「何か」がある。

よく見ると、ツチノコを捕獲しようとしている人間の腕らしい。コンプレッサーの音と共に網を振り下ろすのだが、肝心のツチノコは逃げてしまうというギミック。
ツチノコ体験室の中で一番インパクトがあるのが人間の腕というのが物悲しい。

ピコピコ動くツチノコ。
せっかくツチノコの動きを表現するのであれば、例のツチノコジャンピング、ツチノコローリング、ツチノコバック転も含めなければ価値半減だ。

ちなみに細かい動きを「ピコピコ」と表現するのはゲームウォッチ世代ならでは。

てなことをしているともう出口。直線距離でわずか4mほど、脇目も振らずに歩けば10秒もかからず通過できる。

えぇ、プシュー、プシューと喋ってました。あれを会話というかどうかは微妙ですが。

なるほど、何から何までありがとうございます。暇だったら行ってみます。

平成2年、100万円からはじまった賞金も1年に1万円づつキャリーオーバーされて、今年は121万円。
ツチノコ探しより盛りだくさんのイベントに首をかしげざるをえないが、現実問題こんなもんだろう。

入館時にもらった箸置き。
ツチノコというより、ジョジョに出てくる「セックスピストルズ」、厳密に言うと筆皇が描いた「朱印ピストルズ」そっくり。

つちのこ館の横には川に降りる階段がある。

一泳ぎしようかと思ったが、土左衛門確実なのでやめておく。
小学校高学年の時に流行した、「こんにちは〜、僕ドザエモンです。」を思い出したが、不謹慎なのでその事は伏せておく。

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