鍋山温泉 その1
(別府市 2010/3) |
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温泉処別府の有名な野湯。若干の砂利道と若干の徒歩を必要とするが、別府市街を見下ろす景観も楽しめる(はず)の温泉。天気さえ良ければ夜景を見ながらの入湯も楽しめる(はず)。今回3泊4日で鹿児島、別府、松山と温泉で有名な地をめぐったが、風呂という風呂に入ったのは結局ここだけだった。
風呂は泥湯と普通の湯(?)の2ヶ所あり、若干泥湯の方が見つけにくいが存在さえ知っていれば結構簡単に見つけられる。泥湯で泥パック後、普通の湯で泥を落とすというのが王道らしい。沸騰している湯溜まりもあるので温泉卵も作れる(はず)。 |
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7:53 別府駅前にて奇妙な銅像を見る。
最初は東条英機かと思ったが、さすがに東条英機でこのポーズはないだろうと思って良く見るとやっぱり別人。 |
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そして背中にはなぜか子鬼。 |
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セットでこのポーズ。
嬉しそうなハゲ頭と無表情の子鬼、境港の鬼太郎銅像シリーズよりはるかにシュール。 |
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さすが湯どころ別府、駅前に足湯ならぬ手湯がある。まぁ鹿児島空港にも足湯あったけどそのあたりはムニャムニャと。
手の甲を負傷していたので自分はやめといた。 |
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どうやら別府の観光地化の基礎を築いた人物らしい。現在観光都市として成り立つ別府としては重要な人物であったことは理解できる。
しかしなぜにあのポーズ&子鬼なのか。以下大分合同新聞のweb記事より。
「制作した彫刻家の辻畑隆子さんによると、作品は天国から現代に降り立った油屋翁をイメージ。別府らしく、かわいらしい”鬼”の子どもが天使の代わりについてきている。」
うむ、クリスチャンだから天使というのは分かるが、代わりに子鬼って微妙だ。子サタンにしとけばいいのに。なんにしても美術万年「2」の自分には彫刻の良さは分からない。
裸婦像は若干良し悪しが分かるけどね。 |
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ということでトヨタレンタカーで車を借り、いざ鍋山温泉へ。
8:41
道が砂利道になってしばらくすると「ヘビん湯(左手)」との分岐点に到着。砂利道とはいえ割とフラットなのだが、いかんせん小傷にうるさいトヨタレンタカー、安全策をとってここから先は徒歩にて。
いつも愛用してるマツダレンタカーならそのまま爆走できるのだが、今回はフェリー乗り場との兼ね合いでトヨタレンタカーにせざるを得なかったのが残念。
トヨタレンタカーは高いし純正とはいえナビもしょぼい。世の旅人にお勧めなのはやっぱりマツダレンタカー! |
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8:43
山の左側だけ見えてる時は阿蘇チックで雄大だと思っていたが、右側の奇妙な杉植林が見えてきて何やらブラックジャックを思い出した。 |
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8:46
徒歩開始5分、既に登山並みに体力を消耗。膝はガクガク、心臓バクバク、理由を見つけて退却しようと思ったが、天気は良好、時間もたっぷりと退却理由が見つからない。仕方がないので歩き続ける。
先方のすれ違ったおじさんにあとどれくらいか聞くと「もうほんのすぐですよ」とのこと。何とか気合を入れなおして歩く。 |
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駐車場が見えてきた。
道がどうなるのか分からなかったので車を分岐点に置いて来たが、これなら小傷にうるさいトヨタレンタカーでも問題なかった。自分の判断ながら、あたりどころの無い怒りに身を焦がしつつ先に進む。 |
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8:53
駐車場到着、風呂はどこだ。 |
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見ると石灯籠の脇の道は更に上に続く。
先ほどすれ違ったおじさん、「すぐですよ」と言いながらまだまだ道が続いてるじゃないか!
「○#△×※!!」(以上内容自粛)
とりあえずあたり処が見つかったのでここぞとばかり罵ってみる。もちろん肝心のおじさんはいないし、いたら口に出して罵ってもない。 |
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コンクリ舗装されてるとはいえダラダラ続く坂道。罵る元気もすぐ無くなった。
「エムプティとハンプティ・ダンプティは似てる」、体力が無くなるといつも頭に浮かぶフレーズはこれで生涯何回目だろうか。 |
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8:59
とりあえず広い所に出た。事前の調べではこの辺りのはず。
というかここで見つからなかったら帰る。 |
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