城山 その2

洞窟を歩いていると左手に窪んだ場所があり、高さ1m弱の西郷像が置かれている。
ポーズは良く見る上野バージョン、ただし犬は逃走中。


こんな像とかズラズラ並んでいるのかと思ったが、結局これだけだった。

洞窟内に展示されているのは「目で見る西南戦争始末記三十六景」という絵物語の額。
落差30cmくらいの肩すかしをくらう。確かに入口の看板に書いてあった通りだから文句のつけようもないのだが…。

西郷自刃、というか別府さんによる介錯シーン。

まぁ正直素人チックなイラストがチロチロッと描かれている程度。どうせならジオラマとかにした方がまだB級っぽくて良かった。

車で少々移動して城山展望台駐車場到着。
16時をまわっているので土産屋は全て閉まっていたが、観光客の姿はちらほら見られた。

前を歩くのは女1人+男5人の集団。
うち男二人はスーツ姿で何の集いなのか若干気になるが、女主導の集いでは無い様子。
とりあえず女の人のスリムジーンズが15年前っぽかったのが強く印象に残っている。

半飼われ猫がたたずむ展望台到着。
店を閉めたおばちゃんが去り際に「また明日ね」と声をかけてきた。自分への挨拶としては妙に馴れ馴れしいので猫に言ったのだろう。

鹿児島市街を見下ろす展望台にたたずむ先程の集団。逆光で一番右端の人がタラちゃんチックな短足に見えて微笑ましかった。


展望台から見下ろす鹿児島市街、錦江湾を挟んで奥には桜島。若干高度は低いがなかなかの絶景、夜景もきっと美しいことだろう。

景色好きな筆皇もご満悦の様子だ。

城山展望台の様子。
奥の階段を上がるともう少し高台に行けるが、木が邪魔してほとんど展望無し。

なぜか俳句の投稿ポスト。


「城山は 記念物だよ 天然の」
…投稿はやめておいた方が良さそうだ。

展望が臨めない高台でストレッチするおじさん。サザエさんでこれがなかなかできずに苦しむというエピソードを思い出した。

薩摩の英雄、西郷隆盛が死んだ場所としては悲壮感というものが感じられなかったが、今でも鹿児島市民自慢の人物で皆に愛されているのだなと思える雰囲気があった。

前頁鹿児島県観光トップ
観光トップ
ページトップ