桜島自然恐竜公園 その1
(鹿児島市  2010/3)

紹介されている写真をどう見てもショボい施設なのだが、桜島の観光紹介パンフに必ずと言っていいほど記載されている公園。桜島の観光ルートをあまり明確に決めていなかったので、とりあえず訪れた。元々城のあった高台につくられた公園で、学校帰りに子供が寄って遊んでいくというにはちょっと厳しすぎる気がする。そのためか金曜日の放課後の時間帯でありながら、自分達の他は中国人らしきカップルが写真を撮ってるだけだった。
夜景は綺麗そうなので夜の人口密度は高そうだ。

最初にエンカウントするのはアロザウルス。いつできた公園か分からないが、現在では否定されているゴジラスタイルとなっている。
しかし約1億年前に生きていた生物の学説がわずか数十年で大きく変化するというのは興味深いことだ。


そういえばドラえもんの映画第一作、「のび太の恐竜」に出てくるティラノザウルスもこのスタイルだった。「のび太の恐竜2006」ではどうだったんだろうか。

自分が小さい頃持っていた恐竜の本には最大と記載されていたディプロドクス。
こちらも現在の学説ではこのように首を大きくもたげず、首と尾を水平に保っていたとされる。
まぁなんにしても足の成形がこれじゃちょっとねぇ。

首の下の階段で体内に入り、尻尾から出る滑り台になっている。
筆皇は頭が展望台になっているはずだと階段を探していたが見つからなかった。頭の大きさを見れば展望台として成立できないのは分かるはずなのだが。

エダフォザウルス。
厳密には恐竜時代と言われる時代以前の爬虫類。公園内の恐竜模型としては造りがピカイチなのだが、残念ながらネタとしてはイジりにくい。

造りがイマイチなディメトロドンだが、ネタとしては扱いやすいらしく、この公園を紹介する多くのHPで紹介されている。

腹の横から入る穴は口に通じている。


こういう造りだとついついやってしまいたくなるだろう…。

「食べられました!!」


数多くのHPで用いられているであろう構図&コメント。

それでもやってしまう中年のしつこさというか脂っこさが我ながら嫌だ。

居並ぶ恐竜の中でひときわ違和感のあるパンダ&トラ。とりあえずパンダはロックオンed。

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