桜島フェリー&ビジターセンター その1
(鹿児島市 2010/3) |
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国内の代表的活火山として名高い桜島、定番ではあるが鹿児島に来た以上絶対に外せない観光スポットだ。100年前の噴火で現在は本土と陸続きになっているが、鹿児島市街からのアクセスとしては圧倒的にフェリーが便利。わずか15分の乗船であっという間に桜島上陸。
ただ、島内での観光の計画をほとんどたてていなかったので、とりあえずは無料のビジターセンターへ。ここでは桜島とは切っても切れない噴火活動についてパネルや模型を使って分かりやすく紹介されている。もしあなたが桜島を訪れるのが初めてであれば、ぜひ最初にここを訪れて欲しい。 |
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鹿児島港〜桜島間をわずか15分で結ぶフェリーは24時間運行されており、運行間隔も深夜・早朝以外は10〜15分間隔。
たくさんの観光客の笑顔と疲れた顔の地元サラリーマン少々を乗せたフェリーは出航を待つ。 |
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乗船時間が15分と短いこともあり、地元の人は客室に上がらず、車の中にそのまま居ることが多いようだ。
車両甲板には他県ナンバーの車が多い。愛すべき我々の車は鹿児島ナンバーのデミオ By
マツダレンタカー。 |
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3泊4日の行程をツナギで通すつもりだったらしい筆皇、セントレアにツナギでやってきたのを見た時には少々驚いた。
写真はとりあえずツナギが汗臭くなる前にジーパンに着替えるということをポーズで伝えている。 |
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雄大な桜島の景色もなんのその、話に花が咲くというか、狂い咲き状態のおばさん達。
きっと目の前で桜島が噴火しても、お構いなしでおしゃべりを続けるのだろう。 |
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少しガスがかかっているが、近いだけあって桜島もよく見える。
写真は撮らなかったが、船内には売店とうどん等が食べられる軽食コーナーがある。乗船時間わずか15分ながら割とフェリー気分が味わえる。 |
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湾内フェリーなのでほとんど揺れないのだが、蓋井島訪問時の二度に渡るゲロ未遂以来どうも船は苦手だ。
おとなしく登山靴を眺めていたのだが、下ばかり見てれば当然気分も悪くなってくる。とりあえず写真でも撮ることにした。 |
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近づくにつれ、次第に鮮明にその姿を見せつつある桜島。 |
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海と火山、その組み合わせは「男」を「漢」に変化させる。
桜島をバックに仁王立ちの筆皇もいつもよりポーズが決まってる感じがする。
コンパ連戦連敗の筆皇、今度コンパやる時には桜島フェリー内を勧めたい。ただ乾杯して一杯目を飲み終わる前には島に到着してお開きになるのだが。 |
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隣を見ると知らない男性グループも仁王立ち。
そんな彼らにも「次回コンパは桜島フェリーがお勧めだよ」、心の中で語りかけてみる。
一杯目飲み終わる前にはお開きだけどね。 |
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でも良く見ると仁王立ちでは無く、強い風による寒さをしのぐポーズらしい。
「この軟弱者!」、心の中で仁王の如く叱咤してみるが、万一に備えて目線は外し、無表情にて。 |
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今まで筆皇と泊まりで出かけて天気が悪くならなかったことはほとんどない。天気予報もあまりよくなかったのですっかりあきらめていたのだが、意外や意外、雲一つない快晴。 |
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桜島到着。
料金は桜島側にあるインターチェンジの料金所みたいな所で車に乗ったまま払う
帰りは反対にここで先払いしてからフェリーに乗る。 |
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とりあえず桜島内で具体的な訪問先を決めてなかったのでフェリー乗り場から車で2分くらいのビジターセンターへ。
桜島の噴火活動について色々な展示がされている。ここで桜島と噴火について知っておけば、島内見学もまた違ったものになると思う。
この時はあまり熱心にパネルを読んでいる人はいなかった。もったいない。 |
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桜島は元々本当に島だったのだが、大正3年の爆発による溶岩流が海を埋めて現在は九州本土(大隅半島)と陸続きとなっている。
写真はその大正3年の噴火時のもの。海際でもうもうと煙を立てているのは流れ出た溶岩だろうか。 |
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安永、大正、昭和の大噴火でどのように溶岩が流れていったかを示す模型。
これは江戸時代安永年間の噴火時。ご覧の通り、当時はまだ島だった。 |
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ガラスケースの反射がひどいが大正の大噴火時。
右下(南東)部分で大隅半島と陸続きになり、左下(南西)部分では海に浮かぶ小島だった烏島が溶岩に取り込まれて桜島と同化した。 |
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