竜洋町昆虫自然観察公園 その2

更に大きい「ユウレイヒレアシナナフシ」。形状もさることながら、そのあまりにも説明チックな名前が印象的な虫。


まぁユウレイヒレアシって意味分かんないけどね。

天下のゴキブリも標本に。

トノサマバッタ。
虫の種類によっては標本にすると色が変わってしまうものもあるようで、これらバッタもその中の一つ。スズメバチなんかもだいぶ色が変わっていた。


下でお兄さんに聞くと、「そうなんだよね、残念なんだけどどうしても色が変わっちゃうんだよ」とすごく残念そうに説明してくれた。そしてパッと表情を明るくすると「さすがに色塗るわけにはいかないしねっ♪」と微笑んでくる。


子供に多く接しているので仕方ないのかもしれないが、40近いに自分にやられても困惑するばかりだ。

二階のベランダ部分。
何か感じるものがあったのか、太郎が平井堅の「瞳をとじて」を大熱唱していた。

館外は自然豊かなビオトープとして整備されている。

昆虫館の外壁部分にはメダカやザリガニなど淡水魚の水槽。
この時気をつけないと、エリア内を流れる小川から上がってきた小カニをふんづけてしまうので注意。


蛇なんかもよく出てくるらしい。

昔話を見て以来、薪拾いが好きな太郎は大興奮。残念ながら親として薪拾い(実際は枝拾い)の何が楽しいのか理解してやれていない。

小川もあってザリガニや蛙やアメンボの姿も見られる。幼い頃大量虐殺したので、ザリガニを見ると非常に申し訳ないと思う。

散策路になっていて鳥の声や虫の声を聞きながらご機嫌に散歩できる。

虫もたくさんいる。
名前は知らないが葉の擬態をする虫。

葉脈っぽいのまであって本当に葉っぱみたい。嫁が見つけたのだが、よく見つけたものだ。

太郎の好きなカマキリ。好きと言っても触れるわけでも近づけるわけでもない。
自分が手で掴むと遠くまで逃げてしまう有様。


「メスだから優しいカマキリだよ」と言って、やっと近くで見せることができたが、交尾中にオスを食べちゃうとは言えなかった。

極めてモスラな蛾。

太郎の好きなコガネグモ。
こうやって書いてると、太郎の好きな昆虫(クモは昆虫ではないが)って変わってるなと思う。他にはムカデとかダンゴムシがお気に入りで、逆にカブトやクワガタにはあまり興味が無い様だ。

皇孫殿下の記念樹も植えられている。

下から眺めると空を飛んでるみたいなクモ。
虫が嫌いで無ければ空気もうまいし、なにやら和む空間だった。

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