竜洋町昆虫自然観察公園 その1
(磐田市  2009/10)

磐田市にある昆虫の観察を目的とした自然公園。自然豊かなビオトープでは昆虫だけでなく色々な生き物を観察することができ、昆虫館ではたくさんの昆虫の標本や生きた珍しい昆虫が間近に見られる。また知識豊富な係員は親切で色々な質問に答えてくれる。ただどちらかというと身近な昆虫がメインで、珍しい昆虫の標本はたくさん展示されているが、生きたものは期待するほどいなかった。
間違いなくデートスポットとしては不向きだが、大型遊具のある公園も近くあって、子供を連れて訪れるには良いスポットだった。
住 所 磐田市大中瀬320-1
(0538)66-9901
入場料 大人310円 小中学生100円
駐車場
開館時間 9:00〜17:00
休業日 木曜日(祝日の場合翌日/除夏休み期間)
年末年始
H P

外観。
古ぼけた写真みたいな色になっているのはカメラのホワイトバランスが蛍光灯になっていたから。

ホールに置かれた世界のカブトムシやクワガタが入ったケース。
しばらく見てると係の人が記念撮影しますかと声をかけてくる。直接持つと弱ってしまうらしいので、虫を乗せた木を持たせてくれる。
小さい頃は図鑑でしか見られなかった世界のカブトムシも最近では色々なところで見られるようになった。

アトラスオオカブトムシ。
レオの弟、もしくははがき印刷ソフト会社に吸収された地図のような名前を持つカブトムシ。


トリケラトプスみたいな角が印象的だった。

何か目当てのカブトムシがあったらしいどこかの子供が係員の人に「○△□カブトはいないんですか」と質問した。
係員は微笑みながら「あぁ、あれ先週死んじゃったから、お兄さん家で乾かしてるよ」と答えていた。


死んだという事実もさることながら、「乾かす」というセンテンスに子供は顔を引きつらせた。係員はそれに構わず、「お兄さん家、死んだ虫たくさん乾かしてるんだよ」と追撃。
死んだ虫だらけのお兄さん家を想像すると大人の自分でも鳥肌が立った。

ヘラクレスオオカブトの模型。
記念撮影用らしいのだが、逆光になりやすいポジショニングには首を少々傾けざるをえない。

太郎の好きなタガメ。
魚を捕獲するタガメ。


メダカらしき魚と一緒の水槽に入っていたが、このメダカ等は皆タガメの餌。

生態展示室。
林っぽい雰囲気になっており、中央では昆虫に関するDVDが流されていた。

記念撮影コーナー。
不自然にとまったジャンボクワガタと一緒に記念撮影ができる。ご丁寧に家族の足の置場(大人は木の脇、子供は木の前)まで案内されている。

生態ということでタヌキや鳥の剥製も置かれているのだが、ここでも足の置場を案内してくるのは少々わずらわしい。

流されていた昆虫DVD。
絵のタッチを見れば分かるとおり、声は旧バージョン(大山のぶ代、小原乃梨子)。やっぱりどれだけ経ってもドラえもんにはこの声が一番しっくりくる。

二階は昆虫標本展示室。
小学生の頃は昆虫採集という名のもとにおいて、大量の昆虫を虐殺したものだ。

羽根が透明な「スカシジャノメ」。
薄い羽衣をまとったような蝶だった。

メタリックなその名も「プラチナコガネ」。
コガネムシと言えば、幼少のみぎりは「誰が一番遠くまで投げられるか」という意味の無い遊びの為に多数のコガネムシが田んぼに向かって投げつけられていた。

オニヤンマ。
体の形状のせいもあるのだが、脚が整えられず、死んだ虫の折り畳み状態になっている。
40近くになってもこの死んだ虫の脚を見ると寒気がする。

手よりも大きな海外のナナフシの仲間の標本。半キャップでスクーターとか乗ってて、こんな虫が顔に当たったら事故るだろうなと思う。

更に大きな「パプアボウシナナフシ」。
脚が一本取れてしまっているのは御愛嬌。

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