へきなんタントピア その2

排出されるガスやらから不純物を取り除く技術の紹介…だったと思う。


帯電した棒に発砲スチロールの粉がくっつく様子で不純物を除去している状態を示している。

第二のボールマシン。
こちらは環境を守るため発電所でどのような処理が行われるか説明している。

基本的には発電方法と同じで、上からボールが色々な方法で落ち、下からスクリューでボールを持ち上げる。


設計者会心の展示なのか広い面積をとっている展示ではあるが、他の詳細すぎる展示と比較すると少々内容はプア。

内容に応じてそれぞれ違う落ち方はするのだが、さすがに37歳の少年心を鷲づかみにするには至らなかった。

「技術者達の部屋」。
一目で文系中年虐待コーナーだと分かったので写真一枚撮って退散。

発電と送電の歴史が書かれた年表。
古い新聞もそのまま展示、どう見ても子供向けのコーナーではないが、数少ない文系向けの展示である。

暖炉・かまどの移り変わり。
「『かまど』と『かまどうま』は似ているなぁ」というのが自分の感想。

「灰」が出てくる物語を載せたジャンボ本。シンデレラは「灰かぶり姫」という意味なので仲間入りしているらしい。

休憩&アンケート記述用のコーナー。
心休まる一角のはずだが、壁にかかった難解な説明板群はそれを許さない。

書かれたアンケートの掲示。
年齢を見ると社会見学で連れてこられた9〜11歳くらいのものが多数。


感想文の長短はその子の文/理系の素養を示唆している。

企業系資料館の目玉、中央部のテーマシアター。
閉館前でさすがに上映はされてなかった。上映されてても見ないが。


上映時間18分。

シアターの時間になると呼びにくるというマスコット人形。
展示資料の難解さと、こうした子供向けのアイテムのアンバランスさがこの資料館のミソ。

石灰石スラリを発射して硫黄酸化物(SOx)を撃ち落とすゲーム。
撃てる弾丸(石灰石スラリ)の量も決まってるようでサイロの中を確認しながらやらなくてはいけないらしい。

5回くらいやって最高点がこれ。93点なのにBランクとはなんともハードルが高い。やはり環境保護は手厳しい。

発電所の説明ビデオ。
疑似的な立体キャラクター「コールくん」が色々教えてくれる。
自分はとりあえず挨拶だけにしておき、御教授は遠慮した。

環境への貢献ぶりをアピールしたコーナー。
昔、阿比留という先輩がいたのを思い出した。彼の耳は先っぽが少し尖っていて、阿比留だけにデビルみたいだなと思ってた。もちろん本人には言えなかったけど。

石炭展示。
小さい頃SL好きだったので本物の石炭が見たくて仕方がなかったが、さすがにこの年齢で見ても感動は薄かった。

文系なので全体的に内容は良く分からないのだが、発電所でやっていることと展示とのリンクはとてもよく考慮されている資料館だと思う。単なる「子供だまし」になっていないのだ。また、こうした地方の施設で展示物に「故障中」がないのも非常に珍しかった。内容の理解度はともかくとして、PR館としての姿勢はとても好感が持てるものだった。

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