関ヶ原メナードランド跡 その2

キッズランド入口に置かれた遊具。
まさかこれが看板にあった「コロンブス号」ではないだろうなと思って見ていたら、筆皇が「ガンダム!」と中に走っていった。
自分は中が薄暗くてよく見えなかったのだが、そこは生粋のガンダムマニア。匂いと気配だけで分かるらしい。

中にはガンダムをはじめとした100円遊具が3台。
大半の遊具が撤去された中で残る数少ない遊園地の痕跡。

何かコックピットとして間違っている気がしないでもないが、両腕部分にはレバー、足部部分にはフットペダル。
「操縦」というものが意識された遊具だった。

大喜びの筆皇。
傍目には座位に歓喜する金髪女(カモンカモン!とか叫んじゃうやつ)にしか見えない。

たかがメインカメラをやられただけだ!

内海フォレストパークほどではないが、痕跡があまり残っていないので、今後は廃墟マニアが訪れてもあまり楽しくないかもしれない。

馬の尻尾の残骸を持って「松明」とつぶやく筆皇、返答をしかねて黙る自分。


沈黙の十数秒、吹き抜ける風の音がかえって静けさを強調させていた。

観覧車登り口。
どう見ても観覧車が残っているようには見えないので行ってない。

観覧車ではないと思うが、何らかのゴンドラの残骸。

看板しか残っていない迷路跡。
「騎兵隊」って言葉、現代では何らヒーロー性を感じさせないし、そもそも子供じゃ意味すら分からないだろう。

キャンプ場もあったようだ。
泊まり不可のデイキャンプ用だろうか。

という感じで大型建造物は残されていたが、遊具の方は大半が痕跡だけになってしまっている。
スケート場の方と違って、あまり荒らされた感じはしないが、それだけに妙な虚無感があった。


あのカメラ女、怖かったなぁ…。

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