仙ヶ岳プチ遭難 in 筆皇バースデイ その1
(三重県亀山市  2007/12)2

最近サボり気味だったプチ登山、せっかくダイエットにも成功したのだから行かねば行かねばと思いつつ早一年経ってしまった。そんな折、筆皇からプチ登山のお誘いがあり、久々に腰を上げる気になった。


行先については西穂高、御嶽山等考えたが、ここ数日来の寒気でこれらの山はすっかり雪に埋もれてしまったとのこと。リハビリプチ登山で無理もできず、筆皇の提案で「鈴鹿7マウンテン」制覇の為、その一岳に登ることとなった。登る山は自分が選定することとなり、割と手軽に行けそうな「仙ヶ岳(標高961m)」とした。


途中までは、「これがプチ登山か」と思われるほど楽な行程であったが、途中からの急坂においてはダイエットと体力の低下は別問題であることを嫌というほど思い知らされる結果となった。そして帰路、玄人登山夫婦に教えてもらったコースに急遽変更した結果、下山口が見つけられないまま日が傾くという事態に陥った…。
体力激減状態の中、死に物狂いで下山した悲しいレポート。


そして帰宅後に知ったのだが、仙ヶ岳は「鈴鹿7マウンテン」には含まれない山であった…。

今回の予定コースは「小岐須渓谷〜仙ヶ谷〜小社峠〜仙ヶ岳西峰〜仙ヶ岳東峰」の往復ピストン。
コースタイムはおよそ2時間半。これも後から知ったのだが、このコースは帰路コースでよく使われるようで、わざわざピストンする人はほとんどいないようだった。


この先の大石橋は通行止ということなので、小岐須渓谷Pに車を止める。

8:25 プチ登山開始。
久し振りのプチ登山に心はずむ筆皇は、T3ポーズでその喜びを表現。


「そういえばこのポーズを見たのは独標に行った時だったなぁ、あん時は帰りに遭難しかけたよなぁ」と、この時はまだ、古き良き思い出相手に微笑む余裕があった。

舗装された道を歩く。この先の大石橋は通行禁止ということなので、車を入れなかったが、脇を通過していく車が数台。
どうやら、まだ先まで車で行けるようだ。無駄な歩きとなった。

正式名称は知らないが、山道でよく見る、土砂崩防止措置。
ワイヤーフレームみたいで、かっこいいといつも思う。

8:53 大石橋到着。
車は通れなくても、徒歩だったら通れると思っていたが、工事中で通れない。


工事のおじさんはどうしても通りたかったら、谷に降りて川を渡れとのこと。

とりあえず、谷に降りられる場所を探して川を渡る。結構な急斜面で体力を消耗。

9:02 無事渡河成功、最初のポイントを通過。

舗装道が続く。
ほとんど傾斜もなく、楽な道中。

9:12 林道終点。
大石橋が通過できていれば、ここまで車で入れたようだ。
よく分からん碑がお出迎え。

日光を遮る杉林を通過。
杉は季節感がなくて、あまり好きな木ではないが、真っ直ぐ伸びる勢いはなかなかの迫力。

相変わらずほとんど傾斜のない道を進む。
こんなプチ登山なら楽でいいとも思ったが、それを人はハイキングと呼ぶということをこの時は忘れていた。

風に揺れるススキを筆皇と撮影。今までで一番楽なプチ登山となる予感があった。
やはりダイエット成功したのが良かったのだと、自己満足。

9:47 やっと登山道チックになってきたが、それほどの斜度は無く、心拍数も150回/分を超える程度だった。

左手に小さな滝を見る。
この後、規模の小さな渡河を数度繰り返す。

若干高度を上げ、左手の川も眼下深くなってきた。

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