川越電力館 テラ46 その2

6F。
発電所紹介パネルコーナー。5Fハイパーシアターが2階ぶちぬきになっているため、円周部で発電所の仕組や、この地域の観光マップのパネル展示を行っている。
客の人口密度が極めて低いのが特徴的。

原子力発電を説明したパネル。
「でんきの科学館」が核分裂など、わりと高度な説明を行っているのに対し、ここは発電の仕組みを簡単に説明しているだけ。
どうせ、客が少ないフロアなら、いっそのこと大人が楽しめる専門性があっても良かったのでは…。

6F吹き抜けから撮影した、5Fハイパーシアター待ちの客。開始まであと30分。

階段を登って7F川越展望サロンへ。
6Fから7Fの1階分の登りであるが、実際には3階分くらい登らなければならない。

7F、川越展望サロンから見下ろした巨大地球儀。
天気が良ければ、鈴鹿山脈なども見られるらしいが、この日は残念ながら展望はほとんどゼロだった。

展望サロン。
全体的にゴミゴミした感じがあり、休憩しているお父さんは、かなりお疲れの様子だった。

サロンに置かれた本棚。
エネルギー関係などの本が置かれている。残念ながら、この時は誰も読んでいなかった。

1Fの中部圏1/1600のジオラマ、「伊勢湾ジオランド」を見下ろす。公園にもなっているので、子供などが遊べるようになっている。
手前のコースは鈴鹿サーキットを示しているらしい。


ジオランド説明板。
伊勢湾を中心に、遠くは恵那山までフォローしている。実際、ジオラマといっても地面に地図が描かれているだけで、建物などのジオラマがあるわけではない。

雨がやんだので、ジオランドに降りてみた。
手前の鈴鹿サーキットには、足こぎゴーカートが2台置かれている。

伊勢神宮。
所在地にこのような説明台はあるが、建物の模型は一切なし。破損などを考えると難しいが、このままでは少々寂しい。
アイデアはなかなかなので、もう一ひねりがあればと思う。

名古屋市周辺。
名古屋が誇る、名古屋城も説明台のみ。

木曽三川を北側から撮影。
左から木曽川・長良川・揖斐川。水は流れていない。もしかしたら、たまに水を流すのかもしれないが。

伊勢湾沖に停泊している帆船。
面白そうな遊具に思えるが。

実はただのイベントステージ。
船には乗れず、期待外れ。

太平洋から伊勢湾に向かう、デイタラボッチ筆皇。

小さな丘は恵那山(高さ2,190m)。

今まで登ったことのなかった、平家岳(高さ1,442m)で登頂を喜ぶ筆皇。背後にたたずむ大鉄塔(高さ12万250m)が優しく微笑む。

このジオラマパークは音で楽しむ遊具が多い。これは右側からの音が左耳、左側からの音が右耳から聞こえるもの。
まぬけなポーズを人に見られるリスクを負う割に、つまらないのが最大のネック。

フクロウ型のオブジェをたたくと、ボンボン音がする。たたく前は、何か仕掛けがあるのではないかとかすかに期待したが、とてつもなくオーソドックスな結果だけが帰ってきた。

長さの違うパイプの片側を手の平で叩くことにより、音楽が奏でられる。実は結構音楽センスがある、筆皇。楽譜に載っていた「トンボの眼鏡」をうまく演奏していた。
自分もやってみたが、なぜか「妖怪人間ベム」のオープニングテーマ(伴奏部分)チックになった。

ジオラマパークから眺めた、テラ46と川越火力発電所。一見、つまらなさそうな無料スポットでも、意外な一味で大きく変る事もある、ここにもその一味が欲しかった。

前頁 三重県観光トップ
観光トップ