川越電力館 テラ46 その1
(川越町 2007/9/16)

中部電力川越火力発電所に併設されたPR館。大きな地球儀型の建物が特徴的。
エネルギー関係だけでなく、その名の通り、地球の歴史についても学べる施設。ただし同じ中部電力系の資料館でも、名古屋市にある「でんきの科学館」と比較すると低年齢層向けで、中学生以上では若干退屈かも。1階部分には伊勢湾付近を模した公園となっているので、小学生くらいなら資料館と合わせて、半日くらいは楽しめるのでは。


住 所 三重郡川越町大字亀崎新田字朝明87-1
(059)363-6566
入場料
駐車場
開館時間 9:00〜16:00
休業日 月曜日(除祝日)・第3金曜日・年末年始
H P

駐車場から撮影。
外観の写真は下調べで見ていたが、実際見てみると、それ以上に大きかった。
三連休の中日ということで、あいにくの天気ではあったが、多数の見学客が訪れていた。

3Fエントランス。
宇宙や銀河系、太陽系などについての位置パネルが展示されていた。ただし皆スルー。

残念ながら惑星ではなくなってしまった冥王星も、ここではまだ現役。


3Fインフォメーションで、希望者は名前や年代を入力してパスポート(テラカード)を作ることができる。
このテラカードを展示装置に挿入すれば、その年齢に応じた説明を行ってくれるとのこと。
かなり並んでいたのでパスした。

3Fのメイン施設「ワンダーマシン」への通路。太陽系の惑星について説明パネルが展示されている。
もちろん、あの冥王星もカバーしている。

ワンダーマシン入口。
宇宙船に乗り込むステーションを模して造られている。所用時間は約14分。

中はそれほど広くなく、椅子も少ない。
ほとんどの客は立つか、前の方の床に座ることになる。
前の方の床は終了時に画面となり、遠ざかる(近づく)地球が見られるらしい。自分も見たかったが、人が集まりすぎて見られなかった。


画面がそれほど大きくないので、後ろの方に立つと非常に見難い。

乗組員が、地球46億年の歴史を1年に例えた、「地球カレンダー」にしたがってワープしながら説明していく形式。
画面の35億年前は3月29日、人類の資源エネルギー使用が爆発的に増えたのは12月31日11時59分後半という展開。

4F サミットテーマオブジェ。
環境問題やエネルギー消費量などについて、地球儀を用いて説明している。
パネルなどによる説明と比較して、分かりやすく、妙な説得力がある。


写真は、現在地球上に残されたエネルギーがあとどれだけかを示す展示。地球儀の底の方に溜まっている茶色い液体が残存エネルギー。
筆皇もショックを隠しきれず唖然。

エネルギー消費量が多い国の面積を、大きく描いた地球儀。
ごらんの通り、日本はご覧の通りの大国となる。右下の北海道くらいの大きさの島がオーストラリア。

人工衛星から見た夜の地球を示した展示。
日本は街の灯りで、列島そのままの形となっている。比較して、オーストラリアは沿岸の一部だけとなっている。

サミットスタジオ。
アインシュタイン(のロボット)が歴史上の人物とエネルギーについて語り合う。
左手の写真はサミットに登場する人物の概略。
3パターンくらいの内容があるらしく、それによって登場する人物は変わる。

サミットスタジオ。
開始前、アインシュタインは微動だにしない。

時間となり、いきなり動きだすアインシュタイン。細かいようだが、手足の動きはパントマイム調で、あまりスムーズではない。

中途半端に瞬きをするので、目の辺りの造りが怖い。

アシスタントの「エナーズ」。
参加者への衛星回線を繋ぐなどのお手伝いをする。ペラペラうるさい奴だった。

サミットの様子。
アインシュタインはナポレオンと会話中。
全体的に低年齢層向けの展示が多い中、ロシア撤兵をぐちるナポレオン。このアンバランスさは妙に気に入った。

最初に登場するモーツァルト。
コンサート開始直前ということで、サミットテーマだけ提示して、平賀源内にバトンを渡す。

モーツァルトの次に登場する平賀源内。
自然の力だけによるエネルギー発電の難しさをぼやいて去っていく。

ロシア撤兵などを愚痴りまくって、アインシュタインに回線を切られたナポレオン。噂の指は5本の設定。
この後、エジソンやノーベルが登場する。

5F テラ46のメイン施設である「ハイパーシアター」。大型ディスプレイを用いたシアターで、タッチペンなども使うらしい。
整理券制となっており、配布までかなり時間があったのでパスした。

5Fプレイランド。
3Fで作成したテラカードを用いて、クイズや映像紹介など行うコーナー。テラカードがないので、いじけてパス。
最初は「デラ」カードかと思った。それじゃ名古屋チックすぎるし。

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