ゆふいんの森号 その2

トイレ、別名「便所」、「お手洗い」、「8番」、「厠」、「雪隠」、「はばかり」等々。
真空式なので、大便がものすごい勢いで吸い込まれていった。小柄な人は要注意だ。

プチパノラマチックな先頭車両。
1番前の席だと景色は良さそうだが、座ったままだと思ったよりも良くない。通路に中腰になったくらいが一番良い。

とにかく邪魔なのが中央の横ピラー。これがなければもっと展望が良くなるのだが。

ハイデッカー車ではあるが、運転台は普通の高さ。従って運転席の頭上には広々とした空間が広がる。

先頭席のおじさんも席に座っているより、この方が良いとずっとここで景色を眺めていた。

囲まれ感がある運転席。
シートもなんとなくリッチっぽい。丸見えなので、運転席がしょぼいとイメージダウンにつながることだし。

飲み物を買おうと3号車ビッフェへ行くと大渋滞。昔はあちこちの特急で見かけたものだが、現在ではとても稀有な存在。
旅気分が味わえるのが魅力で超満員。

観光列車らしく、弁当だけでなく、デザートやワイン、果ては土産物まで売っている。
自分はざぼんジュースを飲んだ。なかなかうまかった。
いらん世話ではあるが、旅行中ということで、結構リッチに金を使う人が多い。

ビッフェ部分。お姉さん二人がとても忙しそうに働いていた。

ゆふいんの森号グッズ。
文房具やストラップはともかくとして、帽子はちょっと。

ビッフェのちょっとしたギャラリーコーナー。
意味不明のぬいぐるみが置かれていた。もったいない。

「森のメモリーズ」とかいうこちらも意味不明なものが置かれていた。おそらくアルバムチックなものだと思うが、躊躇して手に取らなかった。

ビッフェの反対側窓部分。サロンコーナーというらしい。本来はビッフェで買った飲み物などを飲むコーナーらしいが、ビッフェ前は渋滞でこんな所じゃ落ち着けない。発車当初は人もいたが、通過する人に押しのけられ、ぶつかられでどっかへ行ってしまった。
窓はとても大きくて見晴らしが良い。

ちょうど駅で別の列車が止まっていたので、ハイデッカーぶりを満喫できた。
ミニスカートのお姉さんがここで飲み物とか飲んでてくれたら、向こうの列車からいい思いができそうだ。
カモン!ミニ!自分は何も得がないけどね!

サロンコーナーの隅には子供の記念撮影用の制服などが置かれていた。
それだけでなく、ダンボールなども詰まれていて、狭っくるしい上に見栄えも悪い。この辺りはなんとかした方がよいのでは?

列車は久大本線、九州の小京都と言われる日田へ。

大きなテーブルのコンパートメント席。
すぐ横にビッフェ待ちの人が並んで、自分だったらカリカリするところだが、世間話に花が咲くおばさん達は一向に気にする様子はなかった。

単線なのでトンネルも小さい。飛び込む瞬間はなかなかの迫力。

記念撮影用のプレートを持って車掌さんと客室乗務員がまわってくる。
とりあえず太郎にも制服を着せてみるが、オバケのQ太郎に出てくるハカセか、999の車掌みたいだ。

由布院駅近く。
客室乗務員が滝の案内にやってきた。列車も徐行。このあたりはさすがにリゾート特急。
2時間の乗車だったが、もっと長く乗っていたいと思わせる良い特急だった。人気があるのもうなづける。九州旅行へ行った際にはぜひお勧めしたい。

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