豊後森機関庫 その2

弧部分(裏側)の出入口。
しつこいようだが外側に機銃掃射跡があるらしい。

煙を排出するための煙突。

真下から撮影。
篠島の軽トラに描かれた落書きとの類似点を見つけるのは非常にたやすい作業。

分からない人はお父さんに聞いてみるべし。おっと、お母さんには聞くなよ。

外側から見た煙突。
映画「グレムリン」のヒロインのお父さんは、クリスマスに家族の為にサンタクロースを演じて煙突から潜入し、途中で足を滑らせ首の骨を折って死んでしまったらしい。

昔の電柱についてたみたいな電灯。
これほど野良犬が小便をかけずにいられないような構図もなかなかない。

車庫内からターンテーブル方向を向いて撮影。「廃墟で見る明暗のコントラストはコーヒーとクリープくらいよく似合う」とは、ブラックしか飲まなかった祖母が枕元に立った時によく言う常套文句。

JR九州が誇る観光列車「ゆふいんの森号」を模したイベント列車。列車といっても線路でなく、普通の路面を走るタイヤ仕様。

そして反対側にはウイークエンダー調の落書。幸か不幸か、廃墟にありがちな落書きはこれだけだった。

ナウシカが王蟲の抜け殻と間違えそうなその内部。

煙突が加速チックな表現となっている童話号。結構細かい作り。

そして脇にはなぜかボート。

石炭を補給するホッパーだと思う。

なにやらよくわからない機器。

「自分を大切に」
当時はこの構内での合言葉だったが、残念ながら現代では社会全体に向けて言わなければならない言葉。
「天は自ら助く者を助く」 by神様。

資材運搬用のプチトロッコ。線路に置いてあったらきっと時間を忘れて遊んだことだろう。

倉庫前に積まれた備品。
今後使うことがあるのだろうか。

倉庫内。奥には信号の残骸らしきものがお出迎え。

別の倉庫。

車庫の片隅に放置された作業員用と思われる風呂桶。筆皇がいたら入浴シーンを撮影できたのだが…。

機関庫前。
往時はたくさんの建物が建っていたようだが、現在はその基礎をかすかに残すのみ。

こちらも建物の基礎部分。倉庫か何かだろうか。

奥に見えるのが豊後森駅。
特急停車駅で、駅前には商店街もあるが、人っ気もなく、廃チックな雰囲気だった。

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