ガスエネルギー館 その1
(東海市  2006/5)

2006年3月にリニューアルした東邦ガスによる「地球温暖化とエネルギー」をテーマにした展示室。同じエネルギー会社である中部電力の「電気の科学館」とついつい比較してしまうところだが、まず基本的に予約制であるということ。このことがより社会見学向け、つまり学習的な漢字を受ける。次にテーマが真面目で内容もしっかりしているのだが派手さがないというのも否めない。
今回は急遽訪問することになったのでカメラが用意できず、携帯のカメラで撮影したため写真が粗い。また時間もあまりなかったので展示内容にもしっかり目を通すことができなかった。


住 所 東海市新宝町507-2
(052)603-2527
入場料
駐車場
開館時間 10:00〜17:00
休業日 平日以外
H P

まずは6階の展望台へ。
社会見学などでは時間がないため、展望台を訪れることはあまりないらしい。
残念ながら見事な工業地帯なので見晴らしは良くてもあまり綺麗でないのも事実。

ガスのノズルで作った天然ガス運搬船の模型。努力はすごく認めるが、小学生がこれに喜ぶとは思えない。
下の階にあったタンカーの模型の方が見応えがある。

展望台から北(名古屋)方面を臨む。
上の方に写っている川は数年に一度死体が浮かぶといわれる暗黒の天白川。

6階、7階(映像ホール)が展示室なのだが、今回は時間の関係で6階のみ見学。


お約束の実験コーナーの前にテーマにも「温暖化」について説明がある。右手に映っている世界地図が50年後の地球。赤い所が現在よりも気温が上がるとされる場所で、ほとんどがその対象であることが分かる。

温暖化により海面が1m上昇するとどれくらいの地域が水没するかの説明。ただしこれは堤防などがないパターンなので、実際はここまで沈まない。
自分の本籍地は見事に水没している。そもそも0m地帯なので当然と言えば当然なのだが。

もらったリーフレットに6階展示の案内が載っている。印刷してあるバーコードを展示室内にある端末で読み込むと説明が行われる仕組みとなっている。
アイデアとしては良いのだが、少しひねり過ぎで途中で飽きられる恐れあり。

実験コーナー。
メタンを含む氷が燃えるというもの。昔見た液体窒素に風船を入れるとしぼんでしまうものは現在では行われていないらしい。結構好きだったのだが。

「省エネショッピング」。
置いてあるカードを右側のリーダーで読ませると省エネ活動の成果を知ることができるというもの。
嬉々として何度もスリットしたが、残念ながら肝心の説明画面は見ていなかった。

リーフレットのバーコードを端末で読ませると。

端末の画面で説明が行われる。

「まちを支える都市ガス」
名古屋近郊のデフォルメジオラマ。

ジオラマ横のスコープをジオラマの模型に合わせてボタンを押すと、そこで用いられている都市ガスの説明が始まる。
もちろん全ての建物に対応しているわけではない。自分はひたすら説明のない名古屋城に向けて何度もボタンを押した。意固地になって押し続けた。

「地球サイコロスコープ」。
サイコロに記された地球温暖化の現象を画面で説明するというもの。
少し説明が簡易すぎるような気がした。

「まちを支える都市ガス」付近の写真。展示はリニューアルしたばかりということもあり、きれい。天井部分が少々がさつな感じはするが。

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