白川郷(長瀬家) その1
(2006/5/13)

世界文化遺産にも指定されている岐阜県白川郷。もちろん見所は合掌造りの建造物で、重文に指定されている和田家をはじめ、内部の見学もできるものが数軒ある。
萩町の中心部は歩いて見学できる範囲であるが、展望台や9棟が県重文指定されている野外博物館、生活資料館等は車でないと少々厳しそうだ。ちなみに駐車場はだいたい時間制限なく普通車で500円ほど。
今回は時間の制限もあったので展望台と萩町を少々歩いた程度となったのが残念。また時間がある時にゆっくり訪れたいと思う。

萩町展望台から見下ろした白川郷。観光ガイドでもよく使用されるアングルだけあって、誰が撮っても「白川郷!」という写真が撮れる。

展望台の様子。
この城のある高台はもともとは萩町城という室町時代に築かれた山城跡。この展望台も「天守閣」という食堂の前にある。
城の遺構は少し離れた場所にあるが、一部の城マニア以外ほとんど知られていない。
この「天守閣」という食堂のいいところは駐車料金をとらないところ。それによって自店の売上もはかれているようだ。五平餅はおいしくなかったけど。

白川郷といっても、全ての建物が合掌造りというわけではないが、固まっている所を狙って撮影すれば問題なし。

少し引いて撮影。

町並みから展望台を撮影。歩いていくには少々体力が必要と思われる。車が無難。

築400年以上という「和田家」。国の重文指定を受けている。見学料300円。

和田家前の池。
合掌造りはたくさんあるが、家のまわりの雰囲気を含めるとやはりこの和田家がお勧めか。
残念ながら修学旅行生が異常に多かったため、中の見学はパス。

和田家から少し入った南側にある「長瀬家」。修学旅行生が少なかったのでこちらを見学した。ただしこちらは重文指定されていない。明治23年築ということなので、合掌造りにしては新しいのだろうか?

一階の奥にある500年以上前につくられたと言われる仏壇。鴨居の上には長瀬家関係の遺影が飾ってある。

仏壇付近から入口方面を撮影。
右手奥の部屋が主居室とのこと。現在は大型テレビで長瀬家とこの建物の説明が行われていた。

入口付近の囲炉裏。
囲炉裏があると、ついつい座り込んで長居してしまう癖があるので、家の人にも迷惑をかけたことだろう。

一応炭が入れられているが、若干バーベキューっぽいものだなとも思える。

吊り下げられた唐辛子?一応本物っぽい。

2階、というか1階の屋根裏部屋みたいな感じの部屋。リーフレットによると使用人の寝所だったようだ。立入禁止だったので外側から見るだけ。

3階。
生活用具などの展示がされているが、照明が弱く、説明書きなどもほとんど無い為、若干スルー気味。
家の人だと思われるが説明してくれる人がいるので、その人と一緒にまわればいいのだが。

同じく3階。窓の近くは光が入るので展示物も見やすい。説明書きばかりでもかっこ悪いが、全然ないのも少々困りもの。

3階の窓。
手すりは着脱可能。こういうギミックに男心は躍る。

3階の窓からの景色。車が停まってなければもう少しいい雰囲気で撮れたのではないかと思う。

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