大府市歴史民俗資料館 その2

そして二階のメイン展示である「復元家屋」。見学中二組の客がやってきたが、二組とも展示されている人形に驚いていた。
これに一瞬心臓停止した自分もたして3の3、100%の驚愕率だ。

大府市内に建っていたかやぶき、田の字形家屋の復元。掲載していないが、説明文には資料館のコンクリート柱などで実物と復元家屋の造りが異なっていることを明記。他に木材を着色している以外はかやぶき下の竹に200年前のものを用いたり、梁も自然のものを用いるなど真面目な紹介となっている点に好感が持てる。

曲がった梁と大黒柱。
じいちゃん家の大黒柱は白蟻に喰われて中が空洞だ。

かやぶき屋根と200年前の竹。
じいちゃん家のかやぶき屋根はロケット花火が飛んでいって燃えそうになった。

来客を驚かして喜ぶ、人形達。もちろん夜になったら徘徊するはず。

長火鉢。自分家にも欲しい、冗談ではなく、本当に欲しい。

家の様子から浮いてる時計。
ちゃんんと動いているといいのだが止まっている。こういうところを動かしてくれるとマニア心をくすぐるのだが。

機織機。持っている展示を多く紹介したい気持ちは分かるのだが、あまりたくさん置き過ぎて、せっかくの復元家屋の雰囲気を崩しているように思える。

たまり製造セット。
こちらも多く置き過ぎ。

鉄砲風呂。
筒(鉄砲)状の風呂。オールコック(イギリス初代駐日大使)が少ない水で体を暖められるとその合理性に感激したらしい。
どうでもいいが、説明文は「ですます調」と「である調」が入り混じる。

軒先のスズメ蜂の巣。
なんでもありの展示となっている。

机の下にツチノコを見つけた娘、母親は相手にならず。

その哀しさを笑顔でまぎらす娘。かすかに藤山直美似。

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