大府市歴史民俗資料館 その1
(大府市 2005/11)

大府市中央図書館に併設されている資料館。地味ではあるが、展示物については頻繁に展示替を行い、特別展も行うなど力を入れている。若干展示物にパンチがない気がしないでもないが、真面目な造りに好感が持てる。


住 所 大府市桃山町5-180-1
(0562)48-1809
入場料
駐車場
開館時間 10:00〜17:00
休業日 月曜日(除祝日)・最終金曜日・祝日・年末年始
H P

割合小さな1階展示室を入口方面から撮影。大府市の図書館はどちらかというと古臭くてゴミゴミしているが、この資料館は力が入っている様子が伺える。

愛知県指定有形文化財に指定されている瓶子。指定書が誇らしげだが、他の展示物と何が違うのかは残念ながら不明。

市内の各遺跡から発掘された土器など。残念ながら南知多町の資料館のような人骨展示はなかった。あれはインパクトがあって個人的に良い展示なのだが。

川船の模型。
瓦などを積載していたらしい。

迫力満点の鬼瓦。発掘された破片から、どのようにして図のようなおどろおどろしい復元ができるのか不思議。

1階で目を引くのはやはりジオラマ。壁に立てかけられているのはおよそ30年前の、平面が現在の大府市のジオラマとなっている。
残念ながら大府に住んで日が浅いので、30年前のジオラマを見てもピンとこない。

点灯しているのが追分城跡。現在は中学校になっていて遺構は見られない。

メインの2階展示室。
家畜小屋などから蚊を燻し出す道具、その名も「あんぽんたん」。
メジャーな言葉であるが、この言葉で人が責められているのを見る機会は現代社会においてほとんどない。

2階展示室の愛知用水に関する展示。
明治用水と共に愛知県を代表する用水。
木曽川から知多半島へ通じる。
大きな川や山がない知多半島は昔から慢性的な水不足に悩まされていた。現在溜池が多く見られるのもその名残。

昭和23年の愛知用水概要図。
木曽川から数十キロ離れた知多半島まで引かれた用水路がみてとれる。
現在と異なる市町村名がお茶目。

佐藤首相が書いた箱書。
上手な字だが、うちの爺ちゃんの字の方が上手だ。

蓑・笠の展示。できればオリジナル品でなくてもいいので体験着用してみたい。坊主頭の自分が着たらきっとこなきじじいチックで他の見学客に喜んでもらえると思うのだが。

農業関連の展示。
申し訳ない、あまり興味がない…。

井戸のつるべなどの展示。
せめて井戸本体の模型が欲しいところ。

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