南知多町郷土資料館 その2


かつてこの資料館の北東方面にあった内海サンドスキー場。
海水浴シーズンが終わったら、痕跡がないか探しに行ってみようと思う。

往時の写真。
サンドスキー場なのに誰もスキーを履いていない。右手前には着物の集団、斜面にポツンポツンと立つ男達。なにやらとても絵画っぽい構図。

明治から昭和の生活用具の展示。ものすごい雑然さで置かれてあるのが印象的。

埃のヴェールをまとうラジオ。

考古資料の展示。

貝塚から発見された土器や遺構パネルの展示。
ガラスケースにはもちろん埃。

林ノ峰貝塚から発見された人骨。最初は復元品かとも思ったが、そこまで金をかけるとは考えにくいので恐らく本物だろう。
ガラスケースにはもちろん埃。

ほとんど人が来ない資料館に横たわる骸骨。

この人骨に関する説明板。
初老男性の骨とあるが、縄文時代の平均寿命は30歳ほどとされる。ということは自分より年下でありながら初老…、34歳の自分は平均寿命を越えたおじいちゃん…。

屈葬されていた状態を再現している。なにやらこのアングルで撮影する人骨はなにやら妙に生々しい。

この考古資料室は普通教室ではなく、音楽室・理科室・家庭科室などの特別教室だったと思われる。

貝塚から発見された獣骨や貝殻の展示。
自分にとってこういう死体系は怖いながらも非常に興味ある展示だ。

いのししの頭骨。
脳味噌まで食べたとある、見ていて昔猿の脳味噌を食べる番組がフラッシュバックした。グロイのは苦手なのであれは気持ち悪かった。

縄文人が狩猟した動物の骨。
中には道具として加工されたものも。

鯨浜遺跡から発掘された土器の破片。「鯨浜」は鯨の説明板にも出てきているが、その名前から捕鯨に関係があったのではないかとされる場所。
土器の破片については見たまま。


普通に見ると味気なく陰気な雰囲気ただよう資料館であったが、何故かハートをプチ掴みされた感がある。「廃」マニアにはオススメ。

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