野麦峠 その2

道路から入ってすぐの所にある峠の碑。脇には「あゝ野麦峠」の碑もある。

駐車場脇の有名なシーンの銅像。女工として生糸工場で働いていたが病で飛騨に戻る最中、この峠で「飛騨が見える」と言って、亡くなった政井みねと彼女を背負う兄の像。ドラマ等でフィクションかと思われやすいが、実在の人物でお墓もある。

病を表現したのかもしれないが、少々怖い。ちなみにみねさん20歳、兄の辰二郎さん31歳、自分より年下。

像はセリフどおり、飛騨方面を向いている。



峠を東に向かって降りていくと、旧野麦街道に当たる。峠からここまでは旧道を歩いてくることもできるらしい。


 説明版

更に少し下った所にある石室。凍死者が多かったこの峠で救命の為に江戸時代に設けられた。
現在見られるのは崩壊後、四散した石を集めて作られた復元品。中には当然奴がいた、そうその名は「カマドウマ」。急いで退散。


 説明版

野麦峠キャンプ場の少し手前から分岐する「月夜沢林道」で南下する。この林道はオールダートで15.5kmあり、結構走りがいがある。
濁河温泉で「ツーリングマップル」を見ていて見つけた林道で、急遽スケジュールを変更して走りに来た。

基本的には固く締まったダートなのだが、地図に記載されてあった通り、峠の手前付近から道が荒れだす。ちょっと普通車だときつい。


 動画

月夜沢峠到着。どちらかというと、ここから南側の方が道が落ち着いていた。

あまり自分の車を写さないのでたまには撮影。右フェンダーの凹みが我ながら哀しい。

お盆とは思えないほどの静けさ。

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