シャワークライミング その1
(岐阜県郡上市  2004/7)
今やカヌーやラフティングと並ぶ川レジャーとして認知されつつあるシャワークライミング、その名のとおり、川を自分の足で遡っていくというところが舟を使うカヌーやラフティングとの大きな違い。今回、朱印倶楽部筆皇公式ツアーの一環としてスケジュールに組み込まれ、めでたく初体験となった。
名古屋を拠点とすると、長野県天竜川水系と岐阜県長良川水系が主なものとなり、ほとんどそのどちらも半日コースと一日コースが選択できる。ラフティングで天竜川には行っていること、スケジュール配分、捻挫した足が治っていないことなどから、今回は長良川の半日コースを選択した。

今回自分達が4名、一日コースで午前中から参加しているカップル2名の計6名が参加、これにガイドが1名つく。


写真はガイドさん。ひ弱な自分達の命はこのガイドさんにかかっていると言っても過言ではない。

旧デジカメを水中用撮影用袋に入れて持参した。写真は水中の様子。川の上流なので透明度は非常に高く、水温は異様に低い。剥き出しの手の平は数十秒、水の中につけたままにしておくとしびれてくるほど。

雨が少なかった為か、今回は水量がだいぶ少ないらしい。2年前のラフティングの時も同じ事を言われた。どうやら予定日前専用の晴男がいるようだ。


ウェットスーツにライフジャケット、専用の足袋型靴を履く。HPを見ると、事前の準備用具に「濡れても良い靴」とあったので、買っておいたのだが、専用の靴がレンタルされたので、何の為に使用するのか分からない。実際使わなかったし、あまりこういう書き方はされたくない。

午前中から参加のカップル。シャワークライミングは今回で2回目とのことだった。ここぞの所で見せる彼女の身の軽さに男連中は誰も敵わなかった。

しばらく歩くと、シャワークライミングらしいポイントがいくつか出てくる。結構水深があるので、足のふんばりがきかず、流水に押し戻されるので、慣れないうちはなかなか前に進めない。
まぁすんなり進みすぎてしまったら、面白みに欠けるのも事実。結果的に無事であれば、障害は大きいほど面白いというのが自分の持論。

あちこちでみかけた「イボガエル」。ガイドさんは、このイボガエルを触って、イボができたらしい。20年前の自分であったら、絶対に生かして帰さない。俗にいうところの「爆竹の餌食」。

圧の高い冷水の直撃を受け、股間は中性子星のように縮みあがる。更に手を伸ばした岩にイボガエルがいたりすると、股間は核融合。

先に進むに従って、難所は増えるのだが、さすがにガイドさんは股間が中性子星になることなく(推測)、どんどん先に進んでいく。

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