新美南吉記念館 その2

「手袋を買いに」の作品ジオラマ。綺麗な情景描写がされた作品で、ジオラマもその真っ白な雪が印象的だった。
「手袋を買いに」で間違って人間の手ではなく、狐の方の手を差し出してしまうシーン。
「ごん狐」ラストシーン。
死をもって初めて自分を理解してもらえる哀しい場面。人と分かりあえることは南吉の生涯のテーマでもあったようだ。

「ごん狐」、「おじいさんのランプ」、「手袋を買いに」、「最期の胡弓弾き」等の作品ジオラマが見られる。

→おじいさんのランプ

亡くなる約一ヶ月前、卒業生の高正惇子宛てに送った葉書。特徴のある丸字だ。

壁のモニタでも紹介を行っている。結構密度が濃い記念館なのだ。

展示室。生い立ちから死亡までが年代順に非常に分かりやすくかつ詳細に紹介されている。個人の記念館はたいしたことないという自分のイメージがかなり覆された。
お土産や書籍もそろっている。

図書閲覧室。南吉の作品はもちろん、郷土資料や児童文学に関する書籍が集められている。

この他、ビデオシアターやなぜか工作室まで揃う記念館。

写真は休憩室から見た記念館入口方面。受付のお姉さん(?)の愛想はあまりよくなかった。

南吉記念館入口。一番低い所の右側が入口、左側が喫茶店入口。
ちょっと分かりにくいのは難点か?

代表作「ごん狐」のモニュメント。だいたいの人が小学生の国語で習っている。

ちなみに自分が一番覚えている教材は「スイミー」。どれだけ先生に言われても「スイーミー」と読んでいた。どうやらこの頃から頑固だったらしい。

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