国道418号ドライブ(中国人烈士火葬場跡など) その1
(飯田市ほか 2011/8)

5月に社内異動があって3ヶ月、仕事の帰りは遅いわ、密度は濃いわでなかなかHPの更新ができない。休みの日に遠くにいくのもおっくうという状態が続いていた。たまには心の洗濯もいいだろうととりあえず好きな国道153号線で北へ。県境を越えて長野県に入り、さすがに飽きてきたので151号にスイッチしようと国道418号線に入る。

今回は特に目的もなくドライブした418号の様子をダラダラとそしてリハビリチックにレポート。


都会じゃ見られない看板。
○村さんち、なんか特権階級チックでええね。

国道418号線をドライブ中、カーブを曲がったところでいきなり目に入ってきたギャバン色の建物。
正体はご覧の通り、多種多様なホイールキャップで飾られた個人工場だった。しばらく進んだ所に車を停めて写真を撮りに行くと、中からすごい勢いで椅子から立ち上がる音がしたのでダッシュで逃げた。

亡くなった荒川さんなら中の人に話を聞いたりしたんだろうが、自分はそんな気概を持ち合わせていない。
とにかく食われるんじゃなかと、必死で逃げた。

しばらく走るとそこそこサイズの滝が見えてきた。
車を停めるスペースもあったので撮影することにする。目的地があって時間制限があるとスルーしてしまうところだが、目的もないドライブなら気軽に立ち寄れる。たまにはこういうのもいいなと思う。


浄心の滝というらしい。
説明板については二回読んだが、よく分からない。

滝のすぐ目の前には旧飯田線の高架が残っている。トンネルとかもありそうだったので軽く探してみたが、上に上がれそうな箇所がなかった。

国道側から撮影した旧飯田線高架。この奥に浄心の滝がある。

久しぶりにビキニトップにしたが、飯田からの帰り道ものすごい豪雨で窓が内側から濡れてえらい目にあった。

浄心の滝から数十m北側に残る「中国人受難烈士火葬場跡」。
看板自体は割と最近つくられたもののようだ。

飯田線か平岡ダム建設がらみか。近くに大きな碑もあるらしい。

火葬場跡に行くには滑りやすい急坂を登っていく。手すりもないので、雨あがりなどは気をつけないと怪我しそうだ。

どこまで登っていけばいいのか分からないつづら折りの坂をひたすら登っていく。道が谷側に傾斜してるので気をつけないとずり落ちる。さらに道が分かりにくいので注意が必要。

下から5分ほど登るか登らないかのちょっとした削平地に火葬場跡の標柱が建っている。火葬場の礎石くらい残っていると期待していたのだが、標柱一本だけというのはかえすがえすも残念である。

「中国人烈士火葬場址」の標柱。
本当に標柱だけで説明板も何もない。せっかく看板立てるなら説明板くらいあればいいのだが。

標柱の裏側。
何が書いてあるのかじっくり読もうと思ったが、とにかくヤブ蚊がすごいので早々に撤退。

肝試しするのも結構だが、夜は物理的に危ないのでおすすめしない。

火葬場跡からまた少々進むと清水橋という吊り橋が見えてくる。

ご覧のように歩行者専用でバイク・自転車も通ることができない。
何はともあれ渡ってみよう。

吊り橋に巣箱が備え付けられているので、近寄るな、触るなの注意書きがある。

ブッポウソウというとフクロウ科のコノハズクなのだが、最初はこの鳥が鳴いてると思われていたらしい。


見た感じではあまり揺れなさそうだが、歩くと予想より結構揺れる。
高さはそれほどでもないが、そこそこ長い。

足元はスッカスカなのだが、金属製なので心拍数180回/分とさほど恐怖心は湧かない。

川は深そうなので落ちても転落死はしないかもしれないが、溺死しそうな感じ。

奥に見えるのは建設予定のトンネル。

とりあえず行きは普通に歩いて渡り、帰りは走って渡ってみる。誰も見ていないが自分自身の勇気に惚れ惚れしてくる。

建設途中のトンネル。
トンネルは立派なのだが、すれ違いにも気を使うような狭い箇所がいくつもある。個人的には嫌いでない、というかたまに来るならこんな感じがいいのだが、住んでる人にとっては大事なことなんだろう。

川を渡る橋を通過中、旧飯田線の橋梁跡が見えた。飯田線の旧線跡ってあちこち残ってて、いろんなサイトで紹介されてるので興味がある人はどうぞ。

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