多度山上公園 その1
(桑名市 2011/2)

夜景で有名な多度山山頂の公園。独身時代に何度か訪れたことがあったのだが、今回木曽三川公園に行った帰りに久しぶりに寄ってみた。
道が狭い上にカーブはきつく、側溝も分かりにくい。昔はランクルやらジムニーだったので気を使わずに行けたのだが、ファミリーカーではかなりきつかった。夜来た時は何度かカップルカーが側溝にはまっていたのを見たことがある。まぁ男にしてみれば夜景でムフフのつもりだったのだろうが、側溝なんかはまって知らない人に押してもらったりした日にゃムフフがトホホだなと。ぐあぐあぐあ。

ということで、夜景はそこそこ綺麗なのだが、若干のリスクがあるのでご注意。あと車中から夜景は見られないのでそういうのを期待しないように。
基本的には車で来るところではなく、大空魔竜ハイキングのコースと考えた方が無難。

劣化版レインボーカラーのアーチと鳥居が並ぶ奇妙な入口。
こういうアーチって昭和30年代オープン、昭和末期〜平成当初に閉園した施設でよく見かける感じ。

アーチの脇を車道は更に続いており、先には広場らしき場所があるらしい。航空写真で見ると何やらアンテナや建造物も見られるが行ったことがないので分からない。

アーチをくぐってすぐ、展望台へ続くスロープ階段。
太郎はずっと笑顔で何やら話しかけてきていたが、とても返事ができる心拍数ではなかったのでずっと無視。もしかしたら我が子ながら無限の体力を持つその若さに嫉妬していたのかもしれない。
左手にはコンクリート製の複合滑り台があるが現在使用禁止となっている。

階段を昇りだしてすぐ、右手に広場がある。独身時代には見かけなかったから割と最近整備されたのかもしれない。

置いてある動物の置物も割とかわいい感じなのだが、どうも頭は悪そうだった。

太郎曰く、
昨日の夕飯が思い出せないライオン。

太郎曰く、
外出後、忘れ物に気付いたゴリラ。

太郎曰く、
昨日の甘い筆おろしが忘れられず、仕事に手がつかないパンダ。

広場の上段もちょっとした広場になっており、唯一の遊具が人恋しそうに佇んでいる。

公園だと順番待ちしなくてはいけない、「ラッパー一発ぶっぱなせー」の遊具もここでは独占可能。

ヤブの中に人工物らしきものが見えたので近づいてみると、旧時代のアニマル置物だった。
こちらは現在のものと比較してかなりリアル路線。ちょっと皮膚病っぽいのもまたリアル。

今年で40歳になるが、人生の中で1.2を争うほど凶暴そうな象。
CG版映画「ダンボ」で権謀術数をつくして成りあがっていく冷血な策象、かたやアクションシーンでは太い鼻で敵をバッタバッタとなぎ倒していく主人公ダンボを演じさせたらピカ一だろう。

一見ジャングル大帝レオっぽいが、単なるアルビノライオン。

広場の奥の野外ステージ。

背後の木々に合わせたのか、バックのコンクリートには森と動物達が描かれていた。
かなり長い年月が経過しているようだが、ほぼ落書きが無いというのがすごい。

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