菅生神社
(岡崎市  2010/10)

岡崎最古の神社。その長きに渡る歴史の詳細はレポート中の由来が書かれた看板にて。
祭神は天照皇大御神、建速須佐之男命、豊受姫命、菅原道真、徳川家康。
愛知県内では有数の規模を誇る岡崎の花火もこの神社の奉納花火を起源としているらしい。自分は岡崎の花火をあまり近くで見たことがないので存在自体知らなかったのだが、神社の前を流れる乙川で披露される金魚花火は現在では大変珍しいものらしい。

岡崎最古で祭神の神格も高いのだが雰囲気的には村社みたいな感じ。それだけに社務所が開いており、中に宮司さんがいるのを見た時は少々驚いた。この宮司さん、随分親切というか物腰の柔らかい人で、太郎が賽銭箱に賽銭を入れて参拝していたところ、「せっかくお参りいただくなら中で」と案内してもらった上、太郎にもずいぶん丁寧に参拝方法を教授してもらった。
一時は愛知県内をはじめ、あちこち寺社を巡ったものだが、その時ですらなかなかここまでの宮司さんはいなかった。
感じが良かったので朱印ももらったのだが、書き置きではない全書きの朱印は随分久しぶりだった。素人的には大量生産チックな書き置きよりも、その場で書いてもらう方がやはり随分と嬉しいものだ。

住 所 岡崎市康生町630-1
(0564)23-2506
拝観料
駐車場 無し
H P 無し

正面の鳥居から撮影。
愛息太郎の七五三神社探しも兼ねて訪問、宮司さんの対応は非常に良くて候補になったが、正直ちょっと寂しい感じがしたのでパスした。


由来書き。
始まりは神亀二年、西暦だと奈良時代の725年。自分が生まれる前の時代は全て「昔」で済ませるのだが、それにしても古いものだ。

正面が本殿、左手の小さな建物が社務所。
岡崎城の南東に位置し、まわりはマンションなど結構高い建物で囲まれている。

本殿さらにアップ。
よく見れば当然神社なのだが、一見寺っぽく見えなくもない。通常の参拝で中に入れてもらったのは初めてだ。多分。

社務所から正面鳥居方面を撮影。
ご覧の通り、それほど広くない境内。

鳥居の前は道を一本はさんですぐ乙川。
ここで金魚花火奉納しているっぽいのだが、近くで見たことないのでよく分からない。

本殿の横には高層マンション。
反対側もビジネスホテルが建っていて、ちょっと窮屈な感じ。

テレビで紹介されたらしく、結構参拝客は多かった。

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