| 不発弾 その1 | 
    
    
      
       
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      ひょんなことから不発弾を見ることができた。 
      最初は焼夷弾だと聞いたが、実際見ると形状が違う。ネットで砲弾の写真を色々探すと旧海軍の81mm三式迫撃砲の砲弾らしい。自分が目にするまでに機械に入れられたり、放り投げられたりと不発弾とは思えない扱いを受けるも、不発弾と分かってからはまわりの人間達もそれ相応の反応を示して爆弾も本望だったことだろう。 
      話によると照明弾ではないかとのことであったが、結局細かいところはわからずじまいだった。 | 
    
    
      
       
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      長さは30cm強、ずんぐりとした胴体に三本の筋。パッと見ると釣りで使うオモリの巨大版みたいな感じ。 
       
       
      最初に来たのは警察官一人。ものすごく引け腰で写真を撮影、その後は担当刑事が来るのを一緒に待った。 
       
       
      多分どの関係者よりも自分がたくさん写真を撮ったと思う。 | 
    
    
      
       
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      かすかに分かる安定翼跡。12枚(?)あったようだが、現状は1枚かろうじて残るだけ。 
       
       
      しばらくして担当刑事到着。 
      何度か不発弾処理に立ち会ったが、このタイプは初めてとのこと。携帯カメラで撮影して署に送信。 | 
    
    
      
       
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      先端部分。さすがに冗談でも触る気に慣れなかったが、第一発見者は鉄屑だと思って放り投げたらしい。 
       
       
      続いて消防署員到着。長さを測り、写真を撮影した後、重さを量りたいとおっしゃる。電気バカリを用意すると、できれば載せて欲しいとのこと。 
       
       
      電気に通電してドカンてなことになるんではないかと睾丸超圧縮状態で載せた。3kgちょいだった。 | 
    
    
      
       
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      ネジ式の弾頭部分。 
       
       
      署から自衛隊に連絡、もし自衛隊が処理することになったら守山だと思っていたが、不発弾処理は京都から来るらしい。 | 
    
    
      
       
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      自衛隊からの返答はなかなか帰ってこない。その間、刑事、警察と世間話。 
      この不発弾処理って人件費はもちろんかからないが、土嚢なんかの費用は土地の所有者が払わなくてはいけないらしい。 
      1t爆弾なんか見つかると大変だろう。 | 
    
    
      
       
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      もし自衛隊が処理することになると、隊が来るまで警察官は見張っていないといけないらしく、どこにパトカーを停めようか色々考えていた。 
      刑事曰く「これだけ返答が遅いとなると、処理班が来るかもね」とのことであったが、結局お持ち帰りでOK。 
      刑事はセブンイレブンのビニール袋に入れた不発弾をぶら下げて帰っていった。 | 
    
    
      
       
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