名古屋教育水族館跡 その2

現在の様子
崩壊前の水族館が存在していたと思われる名古屋市港区竜宮町。

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この「竜宮町」という地名も、この水族館が由縁とされる。

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浦島伝説の残る知多郡武豊町にも字ではあるが、この「竜宮」・「浦之島」という地名が残されている。かつて竜宮にちなんだ海水浴場があった。こちらもレポートしたいが、現在埋め立てられて工場敷地になっているため、なかなか許可が下りないだろうし難しそうだ。
(武豊町竜宮の地図
(武豊町浦之島の地図

こちらは竜宮町交差点を南北に通る「南陽通」。南陽館がその通りの由縁である。

南陽館の前に建てられた東陽館があった通りにも現在「東陽通」の名が冠されている。

国道23号線・竜宮IC南西地点。
資料の多く(といっても数点ではあるが)はこの南西地点を水族館跡地としている。現在は大同特殊鋼の工場敷地となっている。

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国道23号線・竜宮IC北西地点。
現在はトラック置き場・マンション・高架の工事中となっている。地図で見る限り、自分はこちらが水族館跡地だと考える。

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熱田と南陽館を結ぶ熱田電気軌道が敷かれていた堀川沿いの道路。
手前が熱田方面、まっすぐ進むと水族館・南陽館跡である東築地小学校にぶつかる。

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上の写真の反対方向を向く。奥が熱田(内田橋)方面。
ちなみに「西部警察2003」の撮影中、自動車事故を起こしてしまい、放映が延期されたロケ地のオートバックスはこの通り沿いにある(道路右側にあるサークルKの奥)。

堀川。このまま北上するとかつて東海道の渡し場であった「七里の渡し」跡に着く。

通りを北西部分から撮影。
このあたりから水族館に通じる一本道があったと思われる。

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現在も残る「東築地」の地名。

かつて南陽館及び再建後の水族館があった東築地小学校。
この通り右手に南陽館の建物が並んでいたらしい。

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山崎川を渡る東築地橋から撮影した東築地小学校。
ちょうど校舎がある辺りに水族館が建てられていた。

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小学校正門付近。
南陽館時代の塀など若干の遺構が残っているようで、撮影の許可を求めたが返答がなく断念。
ここに限らず学校に何らかの遺構が残っていることが多々あるのだが、なかなか撮影許可が下りない。

東築地小学校から鉄道が通っていた通りを撮影。「南陽館前」の駅もこの辺りにあったようだが、痕跡は残っていない。

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