萬世特攻平和祈念館
(南さつま市) |
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島津日新公[いろは歌]・東シナ海をバックに夕陽に浮かぶ「サンセットブリッジ」、全長47㎞の砂丘が広がる壮大な「吹上浜」。かつてこの地に「陸軍萬世飛行場」があった。
写真・文章は白梅さんからの提供です
昭和17年 |
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陸軍大刀洗飛行学校(福岡県)の分校構想 |
昭和18年 |
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アッツ島玉砕 戦況悪化7月…地元民、学生らによる勤労奉仕隊ら官民一体の飛行場建設着工 |
昭和19年 |
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官民一体による突貫工事で年末にほぼ竣工 |
昭和20年 |
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知覧より燃料移送 |
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3月18日 |
空襲により通信隊員1名戦死 |
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3月26日 |
飛行第66戦隊(急降下爆撃)配置 |
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3月28日 |
第1回攻撃開始 |
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3月29日 |
萬世飛行場空襲、兵舎大破 |
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4月1日 |
米軍の沖縄上陸 |
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4月2日 |
特攻振武隊配置 |
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4月6日 |
菊水1号作戦開始、萬世より第62振武隊(白梅隊)出撃 |
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4月9日 |
飛行第55戦隊(前線援護)配置、以降終戦までに第63振武隊、第64振武隊、第66振武隊、第72振武隊、第73振武隊、第74振武隊、第75振武隊、第102振武隊、第104振武隊、第141振武隊、第144振武隊、第432振武隊、第433振武隊、飛行第66戦隊、飛行第55戦隊、海軍機が出撃。 |
わずか4ヶ月で200人が沖縄へ出撃した。
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住 所 |
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南さつま市加世田高橋1955-3 |
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(0993)52-3979 |
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入場料 |
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不明 |
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駐車場 |
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不明 |
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開館時間 |
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9:00〜17:00 |
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休業日 |
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12/31〜1/1 |
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H P |
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無し |
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現在も現存する営門が飛行場跡の面影を偲ばせている。 |
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反対側の営門。 |
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戦没者・殉職者の慰霊碑
昭和47年、元隊員、遺族、地元の有志等により建立された。 |
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営門から灯籠の並ぶ道を進むと、慰霊碑と「萬世特攻平和祈念館」が見えてくる。
記念館の外観は複葉練習機「赤とんぼ」を模し、屋根には手を合わせ平和を祈る合掌の形となっている。
平成4年吹上浜で零式水上偵察機が引き上げられたのを機に平成5年に建造された。 |
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1階では吹上浜から引き上げられた零式水上偵察機の他、99式襲撃機の模型、「遺(のこす)」と題した映像資料などが見られる。
2階は「散りゆく若き命・われ南の空へ…」と題して、遺書や血書、遺品、写真、手紙などが展示されている。 |
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展示されているのは日本で唯一現存している零式水上偵察機(零式3座)。
玄海航空基地から偵察飛行中、米軍機と遭遇。空中戦の末、吹上浜沖に不時着、隊員3名は吹上浜まで泳ぎ着き無事であった。
後に隊員の一人は60年の歳月を経て、この記念館に展示された愛機と再会を果たした。 |
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引き上げられた機銃。
上…12.7mm機銃
下…7.7mm機銃
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零式水上偵察機。
愛知航空機が開発した3人乗りの水上機。 |
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萬世飛行場滑走路跡。
手前から奥の吹上浜に向かって離陸していた。
現在、写真の奥は「吹上浜海浜公園」になっており、アスレチック、キャンプ場が整備されている。夏場には多くの家族連れや若者で賑わうスポットである。 |
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プロペラのモニュメント。 |
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よろずよに慰霊碑。
特攻隊の慰霊顕彰を目的に建碑され、旧町名「萬世」をも意味する「よろずよに」と刻名されてる。
「よろずよに語り継がん」 |
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「天地何不仁」碑。 |
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[第72振武隊]
昭和20年5月27日…萬世より出撃
当初は知覧飛行場より出撃と思われていた。隊員のほとんどが10代という事もあり全国に知れわたった1枚の写真。
後に家族に宛てた手紙などにより萬世飛行場より出撃と判明。
写真は、出撃予定…昭和20年5月26日午後4時の2時間前に撮影。
しかし悪天候により出撃は1日延び翌5月27日午前5時に萬世飛行場より沖縄に向け出撃。
前列左から、早川 勉伍長、荒木 幸雄伍長、千田 孝正伍長
後列左から、高橋 要伍長、高橋 峯好伍長 |
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−画像について−
館内は撮影禁止となっておりますが今回、撮影申請書、HP掲載申請書を提出致しまして同館の許可を得て撮影、掲載したものです。「戦争遺跡」・「九州慰霊碑奉賛会」・「九州遺跡保存会」の許可なく転載、流用は禁止します。
製作「戦争遺跡」・「九州慰霊碑奉賛会」・「九州遺跡保存会」/白梅さん |
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