マルキン醤油記念館 その1
(小豆郡小豆島町  2007/11)

「二十四の瞳映画村」へ行く途中、醤油工場の集まっている地域があり、小売を行っている店も多い。その中でここ「マルキン醤油」は醤油作りの歴史などを紹介している施設を併設しており、観光客の人気も高いようだった。小豆島の観光を調べても結構目にする施設でもある。言うほど観光スポットがない小豆島で、行先に困った自分たちはここを見学地として組み入れた。
まぁ別に時間を割いてまで来なくてもいいかなと思う施設だった。

蕎麦屋みたいな記念館入口。
入口で入館料210円を払うと、お土産の醤油をくれる。
醤油を210円で買って、施設を見せてもらうという感じ。

マルキン醤油の歴史や醤油作りの行程を展示したパネル。会社の歴史は平成以降は更新されていなかった。

「大樽のトンネル」。
実際に使用していた大樽を加工して作ったトンネル。展示の目玉の一つらしいのだが…。

人力で作業が行われていた時代の施設が見られる。が、残念ながら感動には至らない。

それはとても拷問調。

大樽のトンネルで用いられていたサイズの樽。渡した二枚の板が少々便所チック。

大正時代に機械化されたプランジャーポンプと水圧機。水圧によってポンプを動かし、もろみを絞ったとのこと。
説明板の最後には「パスカルの原理」とある。アライグマチックな原理。

麹室(こうじむろ)。
醤油造りで一番大切な麹を作る部屋。工夫された窓などで、うまく湿度や温度を調節していたらしい。

最後は想像通り、お土産売場へ到着。
製造直売ということで、ついつい購入してしまった。

お土産売場は外にもある。
駐車場は観光バス対応。

名物の醤油ソフトが食べられる。
狙ったのか、真面目なのか、最後まで自分を悩ませたソフトの模型の色は微妙。

確かに醤油の味がする。
思ったよりもうまいが、喉が渇く。

見学自由の「もろみ搾り工場」。
ウェルカムな雰囲気はイマイチないが、とりあえず入ってみた。

見学行程全容。
左、入口、奥、出口。総歩数20歩未満。

そして見られるのはこの金八チックな絞り機のみ。
36年間生きてきて、これほど見学行程の短い工場はこれが初めてだ。

他に行くところもなかったので、時間がもったいなかったとまでは言わない。でも、有意義だったかと言われると、素直にうなずけない。


工場から見える、奇岩の山が一番見ごたえがあった。

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