夫婦岩
(2006/12 伊勢市)

伊勢地方の観光スポットとして有名だが、訪れるのは初めて。注連縄が張ってあるので、この岩自体が御神体か何かだと思っていたが、実際は二見興玉神社の御神体「興玉神石」を拝むための鳥居代わりとのこと。
無料駐車場から海岸沿いの参拝道を、天岩屋、社務所、夫婦岩、龍宮社と歩いて行くと二見シーパラダイスの横に出る。脇目も降らずに歩いて約10分弱の行程。
正直熟年観光客ばかりではないかと思っていたが、二見シーパラダイスのついでか、家族連れやカップルの姿も多かった。写真で見たままの岩ではあるが、近くを通ったら寄ってみるのも悪くないと思う。

二見浦に面する無料駐車場に車を停めて夫婦岩方面へ。鳥羽の駐車場で予想外の出費をしたので、ここも結構な駐車料金を取られるのだろうなと思っていたが無料。


海岸沿いにぶらぶら歩く。

鳥居をくぐってすぐ見えるのが神話で有名な「天岩屋」。日本中に「天岩屋」と呼ばれる場所があり、ここもその一つ。

戸の奥は洞窟となっていて、奥に鳥居が見えた。どのくらい深いかは不明。

天岩屋に引きこもった天照大神を滑稽な踊りでおびきだしたアマノウズメ像。ここでも扉の外で踊っている。
これで岩屋の中に天照大神の像まであればディープで良いのだが。

建物の規模の割には巫女さんがたくさんいた。

猿田彦の化身と言われる興玉神石を祀る神社だけあって、猿田彦の使いとされる蛙があちこちで見られる。
小学生の頃、蛙ジェノサイドを繰り広げた自分としては少々肩身が狭い。

しばらくすると夫婦岩が見えてくる。
ここで記念撮影をしている人も多いが、岩を大きく撮りたいならもう少し先まで歩いた方がいい。

岩の説明。
有名スポットの割には絵が下手。

岩の説明によるとこれが「烏帽子岩」ということになるが、「物欲しそうな蛙岩」に名義変更することを薦めたい。

社務所を通過すると夫婦岩は目の前。
夏季の日の出シーンは有名。

ちょうどこの日の午前中に綱の張り替えが行われていたらしい。

男岩の頂上にはプチ鳥居。
タケコプターをつけたドラえもんみたいだとひそかに思ったが、バチがあたるといけないので黙っておいた。

夫婦岩をフレーミングする鳥居。「日の神・皇居遥拝所」とある。皇居一般参賀に行ったことがない方はここからどうぞ。

この構図で写真を撮っている人も多かったが、個人的にはイマイチ。

上の写真を撮っていて、ふと横の岩を見ると小さな蛙像。まわりに日本の魂「お賽銭」も若干置かれていた。
子供のイタズラで海へ放り投げられることもなく鎮座している。

鳥居のまわりにも蛙がいっぱい。左の蛙、ちょっと仮面ライダースーパー1似。

海岸沿いに遊歩道があり、記念撮影をする人でごったがえす。おばさん達は愛し合うカップルのフレーミングを無視して撮影していた。どこでもそうだけど。

少し角度を変えて撮影した夫婦岩。
個人的にはこちらのアングルの方が夫婦っぽく感じる。

夫婦岩から二見シーパラダイス方面へ歩いて行くと境内社である龍宮社がある。なぜかここのおみくじは本社と比較して人気があった。

二見シーパラダイスの裏手にある海岸。
おじさんが大規模な焚き火実施中、観光客は遠巻きに眺める。
結構寒い日だったが、火には皆あまり近寄らないのが不思議だった。

謎がとけた。

嘔吐しているのか、飛び込もうとしているのか謎のお爺さん。
どうやら綺麗な貝殻を探してるメルヘン爺さんらしい。できれば拾った貝殻を耳にあててほしかった。

三重 観光トップ
観光トップ