高森湧水トンネル公園
(阿蘇郡高森町大字高森2168  2005/8)
(0967)62-1111 (高森町役場)
9:00〜19:00(4〜9月) 〜18:00(10月〜3月)
休館日 年中無休
入場料 大人300円 中学生100円 小学生以下無料
駐車場 無料

昭和48年南阿蘇と高千穂を結ぶ高森線のトンネルとして着工されたが、昭和52年突然大量の水が噴出して工事は一時中断した。その後工事は再開されることがないまま高森線は第3セクターとなってしまい、工事は完全に中止となった。約2000m掘って、まさしく無用の長物となったトンネルは「高森湧水トンネル公園」として整備され一般公開されるに至った。
工事中断の原因となった豊富な湧き水を全面に展開しており、水と光による視覚的な美しさを見せている。ただもとは「廃トンネル」、そのあたりの「廃」っぷりを放棄しているのがもったいないような気もする。
※常連さんであるGoldenFieldさんの取材&コメントです。一部コメントの変更/追加をはっとしが行っています。

チケットだけ見るとどんな観光スポットなのか想像がつきにくいが、実は名前で全てを物語っている。

高森湧水トンネル公園入口。大きな下水道口にも見えるが黙っておく。

本来ならこの線路(現在の南阿蘇鉄道)はトンネルを使って高千穂方面へ抜ける予定だったそうだが、現在高森湧水トンネル公園の手前で大きくカーブし高森駅を終点としている。
(地図を見るとよく分かります)

もともと国鉄路線用のトンネルなので設計は日本鉄道建設公団となっている。
工事中止直前がしゅん功となっているのが少し笑える。

トンネル内部は、かなり涼しい。夏に訪れるには最高の場所だと思う。ただ個人的な意見だが、七夕の飾りはいらないかな…。

トンネルの幅は、単線をひく予定だったのかそれほど広くない。レールが敷かれる予定であったであろう場所には、現在とても綺麗な水が流れている。
水があると必ずと言っていいほど、コインが投げ込まれている。ここも例外ではない。

ウォータパールは、目の錯覚を利用しているらしく水の玉が上に行ったり止まったり見える。
しかし、ストロボライトというものを使っているらしく、ずっと見ていると目がチカチカしてくる事はまたまた黙っておく。

そのウォーターパールの説明。

トンネルの最深部。大量の水が噴出しており、その水は飲む事も出来るほど綺麗である

現在の南阿蘇鉄道。1986年に第3セクターとして立ち上がった。雰囲気はとてもレトロ。トロッコがわりと有名。

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