恋の水神社

美都波能女命が祭神。病気にかかった少名彦命(医学の神)がここの水を飲んで快癒して以来万病の特効薬と言われている。
1191年貴族の娘桜姫が恋人の病を治そうとこの地を訪れたが、土地の住人に「まだ半分」と欺かれ、失意のうちに亡くなったという伝説を持つ。この悲話から現在では縁結びの神様として有名。

美浜町のほぼ中央、山の中にぽつんとある恋の水神社。道路から見えるのは駐車場とこの鳥居だけ。しかし土日ともなれば寂しい道沿いの駐車場にたくさん車が停まっているので分かりやすい。

鳥居横の石柱。

南知多方面ではぼちぼちメジャーな観光スポットであり、大きな神社を想像していたのだが境内は狭い。


奥には既に多くの若者たち。こんな所へカメラぶらさげたおじさんが入ってくるのである、果たして彼らからどんな風に見られるのだろうかと自問してみる。
「答えは簡単、眼中外ってやつです。」
単純明快な答えをありがとう、俺。

小さな本殿。
手前の井戸が「恋の水」。売店で紙コップ200円を買い、願いごとを書いて供えると叶うらしい…。


まぁ典型的な駄目神社のパターン。

女性グループはおみくじで盛り上がる。
若者が多いことをお伝えしたいのだが、この御時世、人にカメラを向けるのは難しい。

この神社の恩人桜姫。
座ってる姿では、例の悲話のイメージと結びつかない。

ハート型の絵馬。
熱いメッセージ満載。


3枚読むと赤面してくる。
10枚読むころにはかなり疲れる。

例の200円紙コップを販売している売店兼社務所。
他にも縁結びグッズ満載、おじさんはテレビ見ながらウハウハ。

縁結びグッズに群がる若人。


商売っ気が脂のように浮き出てる寺社はどうも気に入らない、写真も撮ったし帰途につく。

ふと振り返ると、願をかける女の子。


その真剣な姿を見てると、商売っ気がどうこうと腹を立てている自分も大人気なかったと少し反省。

まぁ恋愛というのも老若男女問わず大きなエネルギー源であることだし。

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