ハニワの舘(ニ子山公園) その1
(春日井市  2005/6)

県下有数の規模を持つニ子山古墳付近を整備してつくられた公園。市の公式HPには
「二子山公園の中央には円墳をイメージしたハニワの舘が建てられ、ガラス越しに古墳を望むことができる扇形の多目的ホールや埴輪が展示されている展示コーナーがあります。」とある。


市町村の歴史資料館などを除いてだいぶネタが減ってきた室内無料スポット。その中で勝手に期待していたのがこの「ハニワの舘」。きっとずらっとハニワが並んでいるのだろう、いろんな古墳のジオラマがあるのだろう、整備された実物古墳と豊富な説明板…、しっかり見るのに2時間くらいかかるんじゃないか、HPも4,5ページ使っちゃうんじゃないかとも思っていた。


…結論として近所の方が休みの日にくつろぐ公園です。


住 所 春日井市ニ子町2
(0568)32-9100
入場料
駐車場
開館時間 9:30〜17:00(11〜4月) 〜19:30(5〜10月)
休業日 月曜日(除祝日)・年末年始
H P

愛知の無料室内スポットとして結構期待していたハニワの舘。お約束のハニワもどきが建ち並ぶ遊歩道を歩く。

公園内ではご近所の親子連れらしき人々多し。カメラかかえて歩いているのは自分だけ。すれ違う子供達からうさんくさい目で見られる。
小学校低学年の視線なら跳ね返すこともできる。

見えてきたハニワの舘。
ガラス越しには涼をとっているお母さん軍団、思ったよりも小さな建物、とても嫌な予感。

舘内、これ以上でもこれ以下でもない。


建物のほとんどを占める多目的ホールにはお母さん、子供達、カードゲームに興じる中学生、意味不明なハニワ。

ハニワの舘展示スペース。
最初は地下か二階あたりにおおがかりな展示スペースがあると思っていた。

復元品と思われるハニワが数個。
ハニ丸っぽいのは置かれていない。

展示スペースの説明板。
古墳の形や大きさについてのうつりかわりなどが説明されている。説明自体は結構詳細…というか一般的には少し難しすぎるかも。

熱田区にある県下最大の断夫山古墳とこの公園内にあるニ子山古墳についての説明パネル。

地形図と古墳のパターン図を重ね合わせた説明パネル。この古墳には昔小型飛行機が墜落していたそうな。


説明板とそれ以外の展示のバランスがすこぶる悪い。

少し前の空中写真。
右側が北。右側の林は白山神社。ハニワの舘は公園中央付近(旧野球場?)となる。

 
館内に置かれていた身長2m超のハニワ調の像。少しアレンジしすぎなのではないだろうかと思いつつ撮影していたが、お母さんたちの黄色い声を聞いていたらまあどうでもいいかと開き直ることができたのでよかった。

ホームレス自宅から徒歩5秒の場所にある水飲場。
「鳩にエサを与えるな」の看板をバックに、注意しなくてはいけないことが他にもあるだろうと思いつつ撮影。

ニ子山古墳。
古墳近くには説明板は見当たらず。濠は確認できるのだが草木で本体部分はほとんど確認できず。古墳本体の整備がおざなり。

  
ハニワの舘内トイレの絵。
このイラストはちょっと笑えた。

公園入口の像、「遥か」。古墳時代の女性をイメージして造られた像。
どうも観点が違うような気がする。

公園内トイレ、家型埴輪風、ただそれだけ。

古墳の濠付近にいた猫。


この公園で一番時間をかけたのはこの猫とのやりとり。

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