壬生寺
(京都市中京区)

壬生狂言で知られる壬生寺。壬生狂言とは、仏の教えを無言の動作で教える劇のようなもの。1300年(正安2年)から始まり現在に至るまでの間に仏法だけではなく能等からも物語が取り入れられ、当時に比べて娯楽色が強くなったがそのストーリーには善悪を教える宗教劇としての本質は失われていない。創建は奈良時代らしいが何年かまでは不明。

すぐ近くには新撰組の屯所とされた八木邸、旧前川邸ある。壬生寺は新撰組の武術や大砲の訓練に使われた場所でもある。

本堂。1965年(昭和42年)に再建。
殺人集団の訓練所になった壬生寺は必然的に参拝者も減り、大砲の訓練により瓦などが壊れたりした。

壬生塚。
新撰組隊士の生き残りや、その遺族らによって建てられた墓碑がある。

局長近藤勇の銅像。壬生塚には有名どころでは近藤勇の他に芹沢鴨、平山五郎が祀られている。

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