神戸港震災メモリアルパーク
(神戸市中央区波止場町2  2004/12)
無休
入場料 無料
駐車場 無し

自分の中ではデートスポットとして認識されているメリケンパークの東側にメモリアルパークは整備されている。
想像したほどカップルがいなかったのでデートスポットとして有名だったのは昔のことかもしれない。

大震災で崩壊した波止場の一部、約60mをそのままの姿で残している。もちろん補強工事は行われているので倒れてくることはない。それでも結構怖い。

潮が満ちている時間帯だったので、約40cm陥没したとされる波止場には海水が満ちていた。見学は基本的に干潮時の方が良いが、廃チックに見たいなら満潮時。

北側から撮影。
あちこち傾いている街灯が地震の激しさを伝える。奥はオリエンタルホテル。

パーク南端部分。地面ごと海側に傾いてしまっているのが分かる。写真右下は船のロープを結び付けておく為のビット。

南端から北側を向いて撮影。奥の都市高速も震災で破損、鉄骨をむき出しにしていた。

南西部分。倒れこんだフェンスと崩壊したコンクリート部分。北側より南側の方が地震のすさまじさを理解しやすいだろう。

その脇には石碑が。震災関係だと思っていたら、昭和天皇の御歌の碑だった。

写真や模型で当時の神戸港の被害の様子などが展示されている。もう少し量を増やして説明も詳細だとより良かったのだが。

メモリアルパーク碑。
「平成7年(1995年)1月17日午前5時46分、明石海峡付近を震源地とする兵庫県南部地震が発生し、死傷者数40,017人、被害棟数247,486棟、被災世帯数444,900という未曾有の被害を一部被災したままの状態で保存するとともに、神戸港の被災状況やその復興の過程を中心に大震災の教訓と港の重要性、さらに国内外の多くの人が一体となって港の復旧、復興に努めた様子を後世に伝えることを目的としてつくられました。」
円が2/3状態になっているのは震災の起きた5時40分を示している。

展示されている写真。被害を受けたガントリークレーンの様子。


震災当日、朝のニュースでは地震の被害としてお婆さんが一名亡くなったとだけ伝えていた。夕方テレビを見たら神戸が燃えており、被害者の数はどんどん増えていった。街が壊滅状態に陥ると正しい情報が流れないというのが非常によく分かった。

メリケンパーク入口のフィッシュダンス。夜見ると綺麗らしいが、昼見るとタイヤキダンス。

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