足助町資料館
(0565)62-0387
8:30〜17:00
休館日 木曜日(除祝日・11月)・年末年始
入館料 大人300円 小中学生150円
駐車場 専用のものは無い

R153から足助城方面に向かいR420へ。最初の右カーブを曲がる手前にあるせまい道を左へ曲がると、数十mの所に現れる足助町資料館。
あまりにもマイナーチックな道なので、結構探すのが大変だった。転用した古い建物だったのですぐ分かったが、これが普通の建物だったらもっと探すのは大変だったと思う。

小さいが車寄せまであるしっかりした造りの建物。この時点では小学校あたりの転用かと思った。

天井が高く、教室っぽい戸が並ぶ。頭が固いので、この雰囲気からは学校以外のイメージを浮かばせることはできない。
ここまで書くとお分かりの通り、元学校ではなく、大正12年に作られた元「愛知県蚕業取締所足助支所」。その後、森林組合や公民館として使用され、昭和62年から足助資料館として一般公開されている。
ちなみに自分の愛車は昭和62年製だ。


 資料館説明版

第一展示室。古くは1万年近く前の馬場遺跡等から出土した土器等が展示されている。この地方は「縄文の宝庫」と呼ばれるほど縄文時代の遺跡が多く発掘されており、町内だけで約90箇所ほどあるらしい。
結構解説が丁寧かつ詳細だったので良かった。

第二展示室。足助城がらみの展示がメインだと勝手に思っている。

遺跡から発掘された人骨や動物の骨。

結構ダイレクトな展示。ギザギザがリアル。

頭蓋骨に比べて、更にイメージしやすい指の骨。




足助城のジオラマ。すごくイメージがつかみやすい逸品で良い。ただ、この資料館自体がかなりマイナーなので、城に行ってもここを訪れるとは限らない。そういう意味では城に展示した方が良かったかなとも思う。




足助城縄張図。こちらもやはりお城に展示の方がよいかも。


 縄張図拡大
 高櫓説明板
 鈴木正三説明板

城跡から出土した生活用具等。

結構ボロボロになってしまっているが、とてもかっこいい甲冑。


外は風が吹いてなかなか気持ちの良い日であったが、資料館の中は蒸し暑かった。結構こういう建物って涼しいイメージがあったのだけど…。

学習・休憩室。わずかではあるが資料の閲覧ができる。トシキ風に言うと、この時期は蒸し暑さ1000%なのでちょっと遠慮したい。

第三展示室。3月の節句に飾る土人形が展示されていた。結構色々な種類の人形が展示されていたが、スルーしてしまったのであまり覚えていない。

最初、資料館が見つからずにR420を足助城取付口まで行ってしまった。
なかなか見つけにくい資料館であるが、結構見ごたえがあった。あのマイナーチックな雰囲気もお気に入り。

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