高瀬家資料館

高瀬家母屋横の資料館。土蔵を改造したようなつくりとなっている。


 説明版

一回の展示。掛軸や薬の看板等、説明版は丁寧で分かりやすいのだが、とっつきにくい題材なのが難点。

資料館二階のベランダ(?)から眺めた高瀬家母屋。人当たりのいいおばあさんが応対してくれた。

同じく二階ベランダから眺めた旧木曽福島町。右手の小学校が山村代官上屋敷跡。世界最初のコンクリートローゼ桁橋である大手橋も中央右手に見える。

大阪冬の陣における大阪城近辺の軍地図。徳川・豊臣各武将の配置と兵力が記載されている。




城の南側、真田信繁(幸村)が守った「真田丸」。「真田」の文字があちこちに…、実はこの資料館で一番感動した展示物はこれ。

高瀬家の先祖が着用した甲冑。復元品が現存品か確認するのを忘れてしまったが、つや消しの塗装が妙に格好良かった。

昭和2年の福島大火時の写真。左手前の四角い範囲が高瀬家。土蔵がかろうじて残っている。
この大火の被害によって、宿場町としての雰囲気をかなり失ってしまったらしい。

二階の展示。その名の通り、高瀬家に関する展示。古くからつづいている名家ではあるが、島崎藤村がらみの展示がなければかなり微妙。といっても藤村は読んだことないけど。

高瀬家へ登る階段で見られた「矢穴」という、石材を切り出す際の痕跡。城の石垣等でよく見ることができるが、こんなとこで見られるとは思いもしなかった。

通りから見上げた高瀬家。

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