酒の文化館
(半田市  2004/5)

「ミツカン」の子会社である酒造会社による「お酒」の資料館。建物は江戸時代から昭和40年代まで使用されていた酒蔵を改修したもので、館内には江戸時代に使用されていた酒造用具が展示されている。見学の最後には試飲があるのでこれを目的に訪れる人も多い。ただし下戸やドライバーには「天然水」しか用意されていないので少々寂しい思いをするかもしれない。家族向けというよりは慰安旅行向け。


住 所 半田市東本町2-24
(0569)23-1499
入場料  要予約
駐車場
開館時間 10:00〜16:00
休業日 第3木曜日・年末年始
H P

ミツカンの子会社が経営する酒造会社によるもの。車で1,2分の所にミツカン「酢の里」がある。こちらも無料。

江戸時代からつい30年ほど前まで使用されていた酒蔵を改造して作られた建物の前には大きくメイン商品の看板が掲げられている。

建物正面向かって右側にある便所。壁には木の節目による穴が多数開いており、覗けば丸見えなのではないかと心配になり、調査してみたがやはり見えないようになっていた。

酒蔵といえばこの「杉玉」。年に一度、その年の新酒ができた時に周りに知らせる為に新しいものと替えられる。別名枯れたジャンボマリモ。

受付時間が来るまでは待合室で待機。

入ってすぐ階段を登り2階へ。上がった所にいきなり現れるプチ杉玉。

係の人がついて案内してくれる。
写真はパネルを順序良く説明してくれる案内係。

見学は、
「一通りのパネル説明」→
「江戸時代の酒造器具の説明」→
「5分程のビデオ鑑賞」
と続き、お楽しみの試飲タイム。
酒の説明をしてくれる案内係。酒の種類は日本酒、ワイン、水等で10種類程。一部の高級酒は有料試飲となる。

試飲後は自由行動となり、再度先程の資料の見学をする。

「あみだ」と呼ばれる木製の巨大滑車。階下と大きな器具を上げ下ろしする為のもの。
形が阿弥陀如来の光臨に似ているためこの名がつけられたらしい。

江戸時代の酒蔵を改装した資料館。天井を見るとその建物の古さが実感できる。

酒造に使った鍋。3人くらい一度に煮る事ができる大きさ。

販売コーナー。試飲コーナーで紹介された酒や大吟醸入カステラ等を購入することができる。

販売コーナーの脇にある有料試飲コーナー。大吟醸が一杯150〜200円、10年寝かせたものが250円。酒好きの人にはたまらない無料施設ではあるが、下戸&ドライバー用には水しか用意されていないのが少々寂しい。
見学コースとしては思ったよりもかなり楽しめた。半田近辺には無料スポットも多いので、その一つとして見学していけば良い雨の日観光となる。

室内無料スポットトップ