熱田神宮 被爆鳥居

昭和20年6月9日午前9時17分アメリカ軍の爆撃機「B29」40機以上が名古屋市熱田区を中心として空襲を行った。主な目標は軍需工場「愛知時計電機」など。約10分の空襲で工場で働いていた勤労学徒ほか2000名以上の死者を出した。
戦後の復旧でその傷跡もほとんど消えてしまったが、この熱田神宮南側にある木製の鳥居には爆弾の破片で受けた傷が今でも残っている。

写真ほぼ中央に残る傷跡が爆弾の破片によるものと言われている。

この日は初恵比寿で多くの人が訪れていたが、この鳥居の傷跡に目を向ける人はほとんどいない。かくいう自分も数年前までは同じだったのだが。

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