カガシヤ

半田の銀座本町にある知多半島で一番古い喫茶店。南吉も何度か訪れており、弟益吉とカガシヤに行った事が日記にも記されている。
現在の店長は故尾崎豊の従兄弟であり、南吉ファンと尾崎ファン両方に有名な喫茶店である。


現在は移転している(と言っても徒歩圏内)ので注意が必要 → 地図
半田在住の方から移転後に閉店したとの情報あり。

壁に貼られてあった尾崎豊の写真。日付からすると21歳の時。
残念ながら移転したので彼が立っているアングルはもう見られない。

落ち着いた雰囲気の店内。最近減りつつある「純喫茶」という言葉が良く似合う。
奥にみえるのは三代目の要さん。尾崎豊の従兄弟さん。

尾崎豊の話をたくさんしてもらった。何か身近に感じられ良かった。途中で混んできたので、南吉の話までは聞けなかった。

昨日今日の喫茶店ではないので、カップも現在では珍しくなった店名入り。とてもかわいいカップ。南吉の時代もこの種類のカップだったのだろうか。

壁に掛けられていた南吉の養家の絵。
この時は無料だったが現在は有料(100円)。この有料というのは問題ないのだが、現地は無人で事前に神谷美術館に連絡を入れないといけないというのが面倒。また、それほど高くはないが、柵も造られてしまったので景観も悪くなってしまった。

店の隅にある棚(?)。尾崎豊の遺品のギター等が置かれている。

ご覧の通り、整理整頓とは縁遠い状況だった。

店入口。入って右手には…。

新美南吉全集。
あまり読まれた形跡がなさそう…。

店内の写真を撮っていたらアルバムを見せてもらえた。尾崎豊の生写真特集!ファン垂涎ものだろう。

写真は尾崎豊のハーフゴルフのスコア表。壮絶なスコアで笑えた。まぁ、ゴルフがうまかったらイメージが崩れてしまうけど…。

尾崎豊からの年賀状。
写真を見ていて結構優しそうな笑顔だったのが印象的だった。

尾崎豊の父親が要さんの父親に送った手紙。当然尾崎豊について色々書かれているが、個人の手紙なので公開はやめとく。

見せてもらったアルバムでは尾崎豊は左側のおじさんの前の椅子に座っていた。

今回、ほとんど新美南吉についての取材はできなかったが、雰囲気ぐらいでも伝われば幸い。

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