ZeroCruiser(作成途中 その2)
血管をも繋ぐ凄腕外科医の車。
1FZ搭載の5MT80から改造を進めていたが、70トラックボディを目指して大改造中。フレームは70、ボディはパーツ単位で新品から購入。作成期間は約1年でNAVICの経営を圧迫しているとさえ言われる渾身の一品。
フルタイム四WDでツイントランスファーを積む。5×2×2で前進20速とチャリンコ並のギア数。もちろんバックも1×2×2で4速となる。このギアを駆使してSAFの30度をアイドリングで登ることが目標。


今回はシェイクダウン直前のZeroCruiserの様子を紹介。
拡大画像

正面から撮影。
妙にバンパーが冗長的だなと思っていたのだが、実はサイドのパイプ部分は脱着可能。俗にいうところの車検対応用。
このあたりをはっきり書けるのは個人HPの良いところ…。


トレッドは外外で2100mm。
狭い道?ソンナミチ、ニホンニアリマセーン。
斜め横から見るとその不可思議な形態が見えてくる。フロントタイヤがはみ出過ぎだが、タイヤ連動式の脱着可能フェンダーが装着される。
横から撮影。タイヤの径が大きいので短く見えるが、ホイルベースは2620mmと見た目より長い。全長は突起部分を除けばほぼ70並。


高速道路とか走ってて隣にこんな車が走ってたら、自分なら距離を置く。
キャビン部分は75トラックのパーツを使用。リア部分はほとんどワンオフ。
近影。
リアのフェンダーもオフを走る時には取り外せるようになっている。写真では写ってないが、フロントのオーバーフェンダー(?)が装着されていると、クラシックカーのようにも見える。
オート三輪を彷彿させるリア。ニワトリとか運んでも絵になるとひそかに思っているが黙っておく。
パイプの上面に縞板が張ってあり、そこに荷物をしばりつける。その下は燃料タンクとショック。
子供二人いるはずなのだが、全くそこらへんは考慮に入れられていない。ある意味羨ましい性格ともいえる。
取り外せるリアフェンダー。
リアランプはコルベットのものを使用。
A社長が展開で知恵熱を出したとされるランプの取り付け部分。
荷台部分。大排気量エンジンの車にコンパクトカーのトランク以下の荷台。贅沢だが、その発想は日本人的ではない。
ガソリンタンク。
ガソリン高騰の御時世、もちろん鍵付。タレ受けもついている。溶接の跡がワンオフっぽく無骨。無塗装は正解だと思う。
外すことができるフロントバンパーサイドパイプ部分。通常走行時は別体のオーバーフェンダーがつくのでフェンダーよりかなりはみ出している。
フロント部分。とおるちゃんはロック好きなので、公道パーツを外すとタイヤまわりではみ出すものは何もない。
走る為に作られた車ではあるが、凹んで欲しくないとも思う、人の車ではあるが。
ショックのリザーバーやFタワーバーも見えるエンジンルーム。ボンネットはFRP製が装着される。
運転席まわりもメイン部分は装着済み。ちなみにドアもオフ走行時は外すことを前提としているので電源などは全く通っていない。
キャビンの隅を這っているロールバー。やっぱりこれがあるのとないのでは思い切り方が違ってくる。
でもとおるちゃんの日頃の走りを見ているとあまり関係ないかもしれない…。
車中泊?ナンデスカソレハ。
ガラスはまだ入っていない。
障害物に当たらないように加工されたフェンダー。
エッジ部分はパイプと同化させて強度アップ。でもそれを感じさせない加工。最初触った時にはパイプの存在にびっくりした。
もし、コンビニの駐車場とかで見かけたらこのフェンダー部分の加工をじっくり見て欲しい。
瀬戸さんを知る人には驚きだが、1日かけて片側づつしか作れなかったというインナーフェンダー。
瀬戸さんは外側のフェンダーよりこのインナーフェンダーの方が手がかかってお気に入りのご様子。残念ながら言われるまで気付かなかった。
リアショック。ストロークは42cm。
巨大なショックマウントはすべり台のてすりを思わせる。
知恵の輪状態のリアリンク部分。
フロントサス。5リンク。
リアサス。4リンク。
リア側から見たサスとガソリンタンク部分。ここにも充分物が置けそうなスペースがあるのだが置かない。
トランスファー&ミッションガード。8mm厚のアルミ板使用。
タイヤ連動式フロントオーバーフェンダー。クラシックスタイルの車のタイヤアーチみたいなものを想像してもらいたい。
中央付近に見える板状のものがフロントオーバーフェンダー装着ステー。
NAVIC作業場。手前に見えるのは75、高いけど欲しい。
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