三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所
小牧南工場資料室
その2

風防アップ。
ほんの一瞬だったが、このアングルで見た風防はやっぱりかっこよかった。
風防は少し持ち上げて後方にずらすと開く。女性でも簡単に開いたので、結構軽い力で開くようだ。


正面ガラスに防弾ガラスが用いられるのは、次の乙型から。

操縦席を急いで撮影。
なにか非常に卑屈な気分だった。

操縦席。
緊張とあせりで完全にピンボケ。女性社員は座らせてもらった上、操縦桿も操作させてもらっていた。
そこまでしなくてもいいので、正直座ってみたかった…。

操縦席の後ろから胴体内部の写真を撮ろうとしたが失敗。

説明板に掲載されていた、胴体内部の写真。こういったのを撮りたかったのだが。
この写真を掲載するのなら、上の写真はいらないとも思う。でもせっかく撮った以上は載せたい。その気持ちを汲んで欲しい。

20mm機銃は甲型から99式2号4型となり、弾数が125発となった(それまでは60発→100発)。
太平洋戦争開戦時、戦闘機としては最も大口径の機銃であった。ただ、反動が大きく、命中率が低かったとも言われる。

エンジンカウル部アップ。
推力式単排気管って、意識してみると結構目立つものだ。

主脚と20mm機銃。

胴体側面の名札。「零式艦上戦闘機五十二型甲型」と記載されている。製造番号「三菱第4708号」。

尾翼。
小学生の頃、零戦の絵を描く時は必ず尾翼に日の丸マークをつけていた。

完全引き込み式のかわいい尾脚。なにやらティラノザウルスの前脚のイメージがある。

艦尾の突起。名前は知らない。

空気抵抗を少しでも減らす為に用いられた沈頭鋲。

吸気口アップ。
今回は二度目ということで、細部まで撮影しまくるのが目標だった。撮影した以上はアップしたいのが管理者の性。
だらだらと同じような写真が並ぶ原因でもある。

胴体中央の水中モーターらしきものは「増槽」と呼ばれる予備燃料タンク。空中戦時等には切り離す。

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